歯石取り(スケーリング)って? - かつらやま歯科 歯科マメ知識

かつらやま歯科 歯科マメ知識

2017/10/02
歯石取り(スケーリング)って?

ようこそかつらやま歯科医院へ、歯科衛生士の森田です。

今回は「歯石取り」についてお伝えいたします。

「歯石取り」誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

実際に歯石取りを経験された方も多いかもしれません。

当院で言う歯石取りは、基本的に歯ぐきの上および、歯ぐきの中1~4ミリ程度の歯石をスケーラーという専門の器具で取り除くことを指します。歯科界では「スケーリング」と言われる行為です。(以下スケーリング)

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歯石とは、プラーク(歯垢)に唾液のカルシウムが沈着して石灰化したもので、いったんこびりつくと歯ブラシでは取れません。しかも!!軽石状の歯石はプラークの細菌にとって居心地の良い隠れ家に、、、。歯周病を引き起こす原因にもなります。

そのため歯石を取り除くスケーリングは、歯周病予防や治療のための必須、かつ唯一無二のテクニックなのです。それ以上の深い歯周ポケットがある場合はもっと深い部分の歯石をお取りするべく「スケーリング・ルートプレーニング」を行う必要があり、使う道具も異なりますので今回は割愛いたします。

スケーリングで主に使用している道具は超音波スケーラーと手用スケーラー2種類あります。

実はそれぞれに特徴があり、必要に応じて使い分けをしています。手用スケーラーは小ワザが効き、きめ細かい歯石除去に強みを発揮します。

歯の表面をスケーラーで探る際の微細な引っ掛かりや歯の質の硬さ、軟らかさまでその感触が全て伝わってくるため、細かく残ってしまった歯石を見つけ除去したり、むし歯になり始めている軟らかくなった歯面の状態確認までできます。機械ではできないこうしたきめ細かいケアは、手用スケーラーの腕の見せ所です。

 一方、超音波スケーラーは、歯石が沢山ついているときに素早く歯石を砕き取り除くことが得意です。

そのため限られた時間でも、効果的・効率的に歯石を除去することが出来ます。また、超音波スケーラーを用いると先端から噴き出す水が空気を取り込みながら歯周ポケットの中に入り込むのでポケットの中を洗浄したり、嫌気性(空気に触れると死んでしまう)細菌である歯周病菌の退治にも効果があります。

手用スケーラーではなかなか届かない奥歯の歯根の分岐部などにも使う事が出来ます。更に当院では、診療で使用しているお水はうがい用のお水も含めてすべてが次亜塩素酸水という殺菌治療水を使用していますので、より一層の効果が得られます!

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 しかし、この超音波スケーラーは独特の振動があり、患者さんによっては不快に思われる方がいらっしゃいます。また、知覚過敏でしみる際にも無理やり使用すること致しませんのでご安心ください。細心の配慮・注意を払いすすめますので、不安や心配なこと、疑問などは何なりとお申し付けください。

 また、初診でお越しいただいた方の中には、何度も歯磨きのおはなし・スケーリングで通院いただくことがあります。

「なんで何回も通わなければいけないの?」と疑問やご不満をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。しかし、むし歯や歯周病の予防や治療には、まずお口の中のプラーク(歯垢)つまり、細菌数を減らすことが大前提で、重要です。これをなくしてではむし歯や歯周病は繰り返されてしまいます!!

根本的な原因を取り除き、よりよい口腔内を目指すべくお家でのケアをマスターするため、ぜひご理解いただければと思います。歯ぐきよりも上のケアは皆さんが、下のケアは我々が、力を合わせて素敵な健口Lifeを手に入れましょう!!

 

 

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