マイクロスコープ・プラズマレーザーのご紹介

マイクロスコープ・プラズマレーザー導入

歯を守り、残すために必要なこと

読売新聞 2015年8月27日 夕刊

口腔内には想像以上に様々な細菌が生息しています。むし歯菌、歯周病菌だけでなくそれ以外の細菌も多数潜んでいるのです。そしてむし歯菌、歯周病菌は歯ぐきの中に入り込み、歯にダメージを与えるだけでなく、それらが血液の流れに乗って全身を巡り、全身の様々な病気を引き起こすことが明らかになってきました。

口は人間の体の中で「上流」に位置します。川の上流が汚れているとひいては海が汚染されてしまうように、口腔内が汚れていると全身の健康が悪化してしまうのです。

当院では、歯科医師にしかできないむし歯や歯周病など口腔内の病巣感染を完全に治療し、取り除くことで、リウマチ、糖尿病、心臓病、脳血管障害などの病巣感染疾患の発症予防に努め、全身の健康維持に貢献したいと考えています。これを「上流の医療」と呼んでいます。

しかし、歯科治療をすることが逆に口腔内の細菌を増やし、全身の健康を悪化させてしまう危険性があるのです。歯科治療はほとんどが外科的処置ですので、治療中に大量の治療水を使用します。この治療水が昨今新聞紙上で騒がれているように、多くの歯科医院では細菌に汚染されている状態です。

医科の外科処置、手術においては生理食塩水を使用することが基本ですが、歯科でそれを行うと大量の生理食塩水が必要になり、使用は難しいでしょう。また汚染された歯科治療水の細菌は元来患者さんの口腔内から来るものであるため、患者さん相互の院内感染の可能性も否定できません。

歯を残すための究極の方法は「口腔内の感染源を確実に取り除く」「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」これに尽きます。かつらやま歯科医院では、この3つの方法を医院の新しいコンセプトとし、最新設備、最新技術を駆使して「歯を守り、歯を残す」ことに全力を尽くします。

1本の歯の価値は100万円以上と言われています。いえ、口腔内の健康は全身の健康と密接な関係にあるので、それ以上かもしれません。最後まで自分の歯で美味しく食事ができることは、その人の生活の質を高め、脳と心の健康を高め、人生を豊かにするのです。

当院は開院以来、「最新設備」の増強に努めてきました。そして平成28年、最強の最新設備を武器に新たな治療に乗り出すことになりました。その治療を実現するために、当院は新しい5つのコンセプトを作成し、患者さんに提案しています。その5つのコンセプトとは、

  1. できる限り削らない治療
  2. できる限り神経を残す治療
  3. できる限り根のマイクロスコープとプラズマレーザーを用いたマイクロエンド治療
  4. 全身に影響を及ぼす口腔感染症の早期回復と予防
  5. 新時代の口腔ケア指導

です。上記の5つのコンセプトに加えて、セレックがある当院では「メタルフリー治療」も提案しています。

新しい5つのコンセプトを実現する2つの最新設備

1.マイクロスコープ

従来の根の治療は、暗く狭い根の中まではっきりと見えなかったため、手探りの状態で行っていました。根の中を十分に清掃できないので、再発し、根の治療を繰り返すことで歯が脆くなり、寿命が短くなる可能性が高かったのです。

しかし、最大21倍まで拡大できるマイクロスコープを使うことで、根の中がはっきりと見え、キレイに清掃することができます。またレーザーを併用することで根の中を確実に殺菌、消毒することができます。その結果、再発を防ぎ、神経のない歯でも、歯の寿命を延ばすことが可能になります。

新しい5つのコンセプトを実現する2つ最新設備

2.プラズマレーザー

プラズマレーザー、ストリーク1は、Nd-YAGレーザーに属し高出力レーザーと酸化チタン溶液により高温のプラズマ光球体を作り出し、その熱エネルギーによって様々な歯科治療を行える最新のレーザーです。真ん中の写真のようにプラズマが出て治療します。

このレーザーはパルス幅や発振数、出力も細かくコントロールでき、反応剤として酸化チタン溶液を使用し、高温の熱と光を発しながら、同時に組織を冷却できるので、組織へのダメージを最小限に抑えることができます。以下、レーザー治療の特長です。