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ブログBLOG

あんしん、安全のマタニティ歯科 Q&A

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
前回に引き続き、妊婦の方から多くいただくご質問にお答えします。
★治療を行うために麻酔が必要と言われました。妊娠中でも問題ありませんか?
日常の歯科治療において、使用する局所麻酔(アドレナリン添加2%リドカイン、あるいはフェリプレシン添加3%塩酸プロピトカイン)は、通常使用料で催奇形性などの影響はなく、比較的安全であるとされています。ただし、特に妊娠後期は鉄欠乏背貧血や水血症となりやすいため、麻酔時にストレスや緊張が引き金となって気分の悪くなることが多く、注意が必要です。なるべくリラックスした状態で、痛みの少ない麻酔を受けられるよう配慮してもらいましょう。
当院では、電動麻酔器を使用して、手動と違い、均一の圧力で、ゆっくりとメロディーを聞きながら麻酔をしています。また針も一番細い針を使用して、なるべく痛みの少ない治療に取り組んでいます。それでも痛みの感度は人それぞれなので、我慢できない痛みがありましたら、遠慮なく手を挙げて教えてください。

★妊娠が判明して禁煙を開始しました。吸いたくなる時はどのように対処したらよいのでしょうか?
まず歯科において禁煙支援をしていることをご存知でしょうか?禁煙は一人で頑張るのではなく、家族や友人、医師や助産師、歯科医師や歯科衛生士など様々な周囲の支え・協力を活用しましょう。話を聞いてもらうだけでも、気分が楽になることも多いです。辛いのは最初の2,3日から1週間です。これを乗り切ればかなり楽になってきます。
赤ちゃんのことを大切に思い、つらい禁煙に何度も挑戦するのは素晴らしいことです。まずは禁煙を誰よりも望み、応援してくれるおなかの赤ちゃんのことを思い浮かべ、必要以上に自分を責めず、禁煙にチャレンジしましょう。禁煙はいつから始めても決して遅いということはありません。
当院においても禁煙を支援していますので、お気軽に何でもご相談ください。特に出産後に再喫煙をしないように、歯科の定期検診を利用することはとても有効です。個別で継続的に禁煙支援をすることで、お役に立てると思います。
 
★ホワイトニングに興味がありますが、現在妊娠しています。妊娠中でも、ホワイトニングを受けることはできるのでしょうか・
当院では歯科医院で行うホワイトニング(オフィスホワイトニング)とご自宅でできるホワイトニング(ホームホワイトニング)の2種類をご案内しています。ホワイトニングは薬剤が直接体内に大量に摂取されるわけではありませんが、用いる薬剤は胎児や乳幼児への安全性が確立されていません。そのため、現在は妊娠中のホワイトニングはやめておいたほうが良いとされています。また、授乳中においても行うべきではないと考えられています。
どうしても希望される方は、歯科医院で行うオフィスホワイトニングをお勧めします。オフィスホワイトニングはその場で薬剤をすべて取り除いてしまうこと、薬剤を飲み込む危険性がほとんどないため、家庭で行うホームホワイトニングより安全と考えられています。