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ブログBLOG

マイナス1歳からのむし歯予防?

こんにちは、かつらやま歯科医院歯科衛生士の山田です。
 
 
今回は、マイナス1歳からできる虫歯予防についてです。
 
 
この「マイナス1歳からの虫歯予防」を初めて聞いた時は、どういうことだと頭の中ハテナで飛び交ったのを覚えています。
この予防はお母さんのおなかの中に赤ちゃんがいる時からお母さんが行う予防の事です。
私は姉が赤ちゃんを授かった時、必ず行なおうと意気込んで行ってもらいました。
やるとやらないのでは大きな差だと思っています。
 
マイナス1歳この1年大事にしましょう!!!!!!!!!!!!
この豆知識を見た妊婦さん、今すぐにでもはじめましょう!!!!
 
 
千葉市では市のサービスで千葉市妊産婦健診というものが受けられます。
この予防について知らないお母さん方はたくさんいます。このようないい予防があるということを世の中の妊婦さんに知ってもらいたいと思います。
知っているのと知らないのでは全然違うと思います。
知らない方がいたらこの「マイナス1歳のむし歯予防」教えてあげて欲しいと思います。
 
 
ところでみなさん、歯に必要な栄養素ってご存知ですか??
 
 
すぐ浮かんでくるのはカルシウムだと思います。
カルシウムももちろんなのですが、他にも大事な栄養素があります。
 
 
・歯の基盤となるたんぱく質
(ex)あじ、たまご、牛乳、豆腐
・エナメル質を作るビタミンA
(ex)豚、ほうれん草、にんじん
・象牙質を作るビタミンC
(ex)みかん、さつまいも
・カルシウムの代謝や石灰化に役立つビタミンD
(ex)牛乳、バター
・歯の再石灰化を助けるカルシウム、リン
(ex)ひじき、チーズ、米、牛肉、豚肉
 
 
妊娠中は体重管理が厳しい今、ダイエットを意識妊婦さんも多く、間違った知識でのダイエットをされる方も少なくないと思います。
 
 
どんな時にでもバランス良くが基本です。そして適度な運動を行い、妊婦さんが元気で健康でいることが大切です。
 
 
乳歯の種となる歯胚は、妊娠約7週頃から作られ始めます。
この時はまだ細胞の集まりなのですが、妊娠4か月ごろからカルシウムの沈着が起こり硬い歯になっていきます。
 
 
妊娠中から生後にかけて、歯は成長していきます。
よって、妊娠中のお母さんのお口の中の環境と食生活が、子どもの歯に大きな影響を与えることになります。
 
 
そこで、妊娠中や産後に積極的にとって欲しいのは・・・
 
 
 
キシリトールです!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
 
このキシリトールはむし歯を作るきっかけとなるストレプトコッカスミュータンス菌に効果を発揮してくれます。

  • ミュータンス菌の数を減少に導いてくれる効果
  • ミュータンス菌の活動を抑制してくれる効果
  • 歯の内側からの歯質強化

 
 
妊娠中や産後にキシリトールを摂取するとミュータンス菌の母子感染率が減少します。
これがマイナス1歳からのむし歯予防です!!!!!!!!!!!!
 
 
理想的なキシリトールの摂取方法ですが、甘味料は100%キシリトールのガム、ないしはタブレットが理想的です。1日5gから10グラムの摂取量で効果が出やすいとされています。ですが、摂取量にこだわらず毎日摂取するだけでも少なからずとも効果は得られるとセミナーで学びました。
 
 
意外とお手軽予防法なのでぜひ取りいれてみて下さい!!!!!!!