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ブログBLOG

妊娠とむし歯の関係

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
当院は「できる限り削らない、神経を取らない、痛みの少ない治療」を目指しています。また、今年の9月に最新設備「マイクロスコープ」を2台追加導入し、「精密治療」をスタッフ全員で行っています。POICウォーターを使用した院内感染対策も世界水準で安心して治療をお受けいただけます。
来週24日(水)から院内で「ハロウィーンイベント」を行う予定です。医院のハロウィーンの飾りつけも少し増えました。ハロウィーンの飾りつけと一緒にお子様のお写真もお撮りしますので、ぜひご来院お待ちしております♪

今回も引き続き「マタニティ歯科」についてお話ししています。
●「妊娠すると歯が悪くなる?」
「妊娠後に歯が悪くなる」ということを時々聞いたことはありませんか?実は妊婦の方のお口が虫歯になりやすいというのは本当のことです。ただその原因は、これも時々耳にする「カルシウムを赤ちゃんにとられてしまうから」ではありません。
お口のトラブルを起こしやすくなる変化としてよく指摘されるのが「つわり」です。歯ブラシや歯磨き剤を入れるだけでも吐き気がしてしまう方もいるため、丁寧な歯磨きが難しくなることがその原因です。
味の好みも変わります。甘いものやすっぱいものが好きになる方が多くなり、甘いものはむし歯菌の大好物、そしてすっぱいものは歯のカルシウムを溶かす酸性のため、むし歯菌の住みやすいお口の中の環境が整います。
また妊娠中はホルモンの影響でだ液が減ります。だ液はお口の中を浄化し、歯を修復する再石灰化作用があり、虫歯を予防する優れた効果があるのですが、それらがすべて弱まってしまいます。
普段よりもむし歯になりやすくなる妊婦さんのお口。でも、これは妊娠中の時期に付きまとうある意味仕方のないこと。だからこそ、こういう時は、歯科医院を受診してプロのサポート受けましょう。
まずは妊婦検診を受けませんか?母子健康手帳にお近くで受信できる歯科医院一覧が載っています。まずは行けそうな医院に電話をしてみましょう。そして母子健康手帳の別冊に健診のために記載する箇所がありますので、そちらを記入してお越しください。
またつわりの時期特有の症状として、「すっぱいものがお口の中に上がってくる」という状況があります。これは胃酸がお腹の中に逆流する現象ですが、そのままにしておくと酸に触れた歯の表面のカルシウムが溶け、エナメル質が弱くなってしまうことがあります。胃酸がお口に上がってきたり、酸っぱい物を食べたりした後は、水でうがいをしましょう♪