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ブログBLOG

妊娠トラブル対策は歯周病の予防・治療から

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
当院のマタニティ歯科では、妊婦健診、産婦健診を無料で行っています。妊娠トラブルを防ぐためにも、ご妊娠中の健診はとても重要です。ぜひ早めに、かかりつけの歯科医院で妊婦健診、産婦健診を受けてください。お母様のお口の中をケアすることは生まれてくるお子様の健康を守るためにもとても重要です。生まれてくるお子様の歯を守ることができるのはお母様だけです。

前回に引き続き、妊娠トラブルと歯周病の関係をお話ししています。
●歯周病と早産・低体重児出産の関連性
歯周病と早産・低体重児出産の関連性は、1996年に米国で初めて報告されて以来、世界各国で多くの研究がおこなわれています。日本でも調査が行われ、切迫早産と診断された妊婦は通常出産妊婦と比較し、歯周組織健康状態が悪化していて、早産だった妊婦は口腔内の歯周病原細菌の割合が高かったことが報告されています。また歯周病と早産・低体重児出産の関連性も高く、歯周病の早産・低体重児出産に対する危険性は、2.83倍、早産に対する危険率は2.27倍、低体重児出産に対する危険率は4.03倍であることも報告されています。
●なぜ歯周病と早産。低体重児出産は関係があるのか?
歯周病が早産・低体重児出産に及ぼす原因は、歯周病になった組織では、炎症性物質の上昇が認められます。そしてこの物質の多くは妊娠にかかわる因子でもあります。そのため、これらの炎症性物質が上昇している妊婦は、その影響で早期に子宮収縮などが引き起こされて、早産に至ると考えられています。
また、歯周病細菌が血液の中に入り、産科器官にまで達することで感染が起こり、早産・低体重児出産が引き起こされると考えられています。産科器官の感染は、胎盤や胎児にも影響を及ぼし、その胎児は発育不全や死産になったケースも報告されています。
このように、早産・低体重児出産のリスク要因として、歯周病が挙げられる可能性は、多くの論文からも明らかにされつつあります。ご妊娠中の方は、これらの関連性を意識して、ご自身の口腔内の健康状態の向上を意識してください。
そうすることで、早産・低体重児出産の予防につながるだけでなく、生まれてくるお子様の口腔内の健康状態の向上につながることが期待されるのです。