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千葉県千葉市緑区あすみが丘2-16-7

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ブログBLOG

歯科のエックス線と歯科用CTについて ①

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
当院は、歯科医師3名、歯科衛生士7名、そして保育士1名の充実したスタッフを誇る歯科医院です。全ての初診の患者さんにデンタルドックという詳しい検査を行い、全体的にしっかりと治療をしたいという方に、全体的な治療のプランをあらかじめお伝えし、ゴールを決めてから、そのプランに沿って、出来る限り削らない、神経を取らない治療を行います。当院の方針では、全体的な治療が終わってまだ半分、治療が終わっただけでは歯を守ることは難しいと考えています。歯を守るためには予防が重要です。当院のデンタルドックの中には、その方に合ったベストの予防プランを立てるための検査も含まれています。全体的な治療が終わった後は、そのベストの予防プランに沿って、ご一緒にむし歯・歯周病を予防しましょう!むし歯・歯周病は必ず予防できます。当院にはむし歯・歯周病を予防するためのノウハウがあります。
 
さて、今日から何回かに分けて、歯科のエックス線についてお話しします。実は、歯科医院では毎日当たり前のようにレントゲン撮影をしていますが、よく患者さんから受ける質問に
「レントゲン撮影しても体に問題ないですか?」
という質問があります。結論から申し上げると
「問題ありません。」
ということになります。これからその理由をご説明いたします。
★エックス線てなあに?
いまから約118年前にレントゲン博士によって発見された放射線の一種で、発見者の名前を取って「レントゲン」と呼ばれています。物を通過することができることが特徴です。このエックス線は人工的に作られたもので、その特徴を活かし、体を透写したり、フィルムやデジタル画像を医療に用いています。
医科や歯科の病気は見かけだけではわかりません。見えないところに病巣菌が潜んでいることが多いのです。歯科のエックス線にはデンタル、パノラマ、CTほか色々な種類があり、それぞれの特徴に応じて使い分けられています
 
★歯科で撮影する3種類のエックス線
①デンタルエックス線写真
3~4本の狭い範囲の歯と歯槽骨を解像度の高い画像で映し出します。細部の詳細な検査に向いています。
パノラマエックス線写真
歯や歯槽骨だけでなく、上あご、下顎の骨格全体を展開像として映し出します。1回の撮影で全体像を把握することができます。
③歯科用コーンビームCT
お口の中の限られた範囲を3次元的に映し出す歯科専用のCT 。かつらやま歯科医院ではこのCTを平成21年に導入し、日々の診療で活用しています。特に、初診の方全体にお受けいただくデンタルドックでは、CT検査が入っているので、必ずお受けいただくことになっています。
歯科の治療では、実際にレントゲン写真、あるいはCTレントゲン写真を撮ってみないとわからないことも多く、正確な診断を下し、余分な治療による侵襲を避けて、出来る限り削らない、出来る限り神経を取らない治療を目指すには、エックス線検査は必須の検査方法になっています。
エックス線写真からいかに多くの情報を読み取り、治療計画や治療に役立てるかそこが腕の見せ所でもありますが、その一方で、多くの方が心配されるのは放射線が人体に与える影響です。
次回は歯科治療におけるエックス線量とそれ以外のエックス線量に比較についてお話いたします。
 
千葉市 緑区 あすみが丘 できる限り削らない、出来る限り神経を残す、痛みの少ない治療を目指す かつらやま歯科医院

拡大鏡使用で治療の院長

院長は10倍の拡大鏡を使用して、出来る限り削らない治療を目指しています