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ブログBLOG

義歯の種類にも色々あるんです!

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
少しずつ涼しく、秋らしくなってきました★当院の待合室ディスプレイも少しだけハロウィーン仕様です。ご来院お待ちしております。
今日は、義歯についてのお話しです。
今回は、自費治療義歯(保険外治療義歯)についてです。義歯(入れ歯)は、大きく分けて2つに分かれます。1つは、歯がすべてなくなってしまった場合の総義歯(総入れ歯)、もう1つは、何本か歯が残っている場合の部分義歯(部分入れ歯)です。
まず、総義歯ですが、保険適応の総入れ歯は、樹脂だけでできておりどうしても厚みがでてしまいます。そのため違和感やしゃべりづらい、飲みこみづらいなどの不快症状がでることがありますが、自費治療の総義歯は、薄い金属を使うので違和感などが少なく快適に使えます。
次に部分入れ歯ですが、こちらも保険治療部分義歯と自費治療部分入れ歯に分かれます。保険の部分義歯は、どうしても樹脂だけしか使えないので違和感や厚みが気になる場合があります。それに比べ自費の部分義歯は、①金属床の部分入れ歯②ノンメタルクラスプ義歯(メタルあり)③磁性アタッチメント義歯④OPAアタッチメント義歯⑤コーヌス義歯⑥インプラント義歯などがあります。それぞれの特徴は、

  1. 金属床の部分入れ歯:連結子とクラスプをワンピースで正確に作ることができ、設計の自由がきき破損しにくい。また薄くできるので違和感が少なく食べ物の温度が良く伝わるが、やや高価で修理がしにくくクラスプが目立つことがある。
  2. ノンメタルクラスプ義歯(メタルあり):目立ちにくく金属床と同じメリットがあるが修理しにくく樹脂が痛みやすいのとやや高価である。
  3. 磁性アタッチメント義歯:見た目が自然にでき修理しやすく残った歯に負担が少ない。またカチッと固定され安定するが、神経が生きている歯には使えず歯を削り歯の神経をとる必要がある。また義歯をすとかみ合わせがわからなくなることがあり、やや高価である。
  4. OPAアタッチメント義歯:見た目が良く残った歯に負担が少なく修理しやすいし比較的安価であるが、神経が生きている歯には使えず歯を削り歯の神経をとる必要がある。
  5. またゴムが劣化しやすく義歯床が割れやすいのと義歯を外すとかみ合わせがわからなくなることがある。
  6. コーヌス義歯:見た目が自然で動きにくく安定してピタッと装着され外れにくい。また違和感が少なくものが狭間らないが、製作に高度なテクニックが必要で、歯を削る量が多く義歯を外すとかみ合わせがわからなくなることがある。
  7. インプラント義歯:少ない本数のインプラントで入れ歯の動きや沈み込みをコントロールでき、固定源」がない奥歯の入れ歯に有効であるが、高価で外科処置が必要である。

以上様々な部分入れ歯がありますが、主治医とよく相談して自分はどの義歯がいいのか納得して治療してもらうのが大切です。