歯科の豆知識

最新の歯周治療方法 3

最新の歯周治療方法の3回目です。今回は外科的処置を伴うもののご案内です。当院でもこの外科的処置は行います。

2)外科的処置を伴うもの

フラップ手術

 歯周ポケットにたまったプラークや歯石は外側からのアプローチであるスケ

―リングやルートプレーニングだけでは除去しきれないことがあります。そこ

で、歯ぐきを切り開いて徹底的に除去することが必要になってくるのです。

以上の治療を行うと、炎症が治まり、歯周病の進行が止まる場合があります。早期発見・早期治療が歯周病治療のカギなのです。治療の先延ばしはもってのほかです。早期に治療を始めて、あなたの大切な歯を救ってあげてください!

最新の歯周治療方法 2

歯周病と診断されたらどんな治療法があるのでしょう?歯周病は、細菌による感染症です。歯周病菌を口から追い出すのが最も確実で効果的な治療法です。その治療法には、外科的処置を伴うものと、そうでないものがあります。

1)外科的処置を伴わないもの

■スケーリング

 歯石とりです。通常のハミガキでは、固くなった歯石や歯周ポケットの中の歯石まで歯取り除く事が出来ません。そのため、歯科医院で歯石を取ってもらうことが必要になるのです。

■ルートプレーニング(SRP)

 細菌に汚染された歯根面の掃除です。スケーリングで大まかに歯石を除去した後、更に汚染された歯根面を掃除し、汚れがたまりにくくなるよう平滑にして、歯周病菌を追い出します。歯周ポケットの奥まで掃除するので、痛みがないよう麻酔をして行います。軽度歯周炎なら、スケーリング&ルートプレーニングで炎症を止めることが出来ます。

■クリーニング(PMTC)

 歯石取りが終わった後のクリーニングです。むし歯菌、歯周病菌を徹底的に除菌します。歯も白く保たれ、口臭予防にも効果があります。

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最新の歯周治療方法 1

毎月、アメリカの歯周病学会から歯に関する最新情報が送られてきます。歯科先進国アメリカで「歯に関する常識」として最もよく知られていることは「口腔内の健康を維持することは全身の健康維持につながる」ということです。今月ご紹介する記事は、1月2日付「最新の歯周治療法」という記事で、歯周病と診断されたらどういう治療法がアメリカではあるか、ということについて説明されていました。

ご安心ください!当然のことではありますが、この記事に書かれている全ての治療法が当院では可能です。アメリカでも日本でも治療法に差はないのですね。

アメリカ歯科医師会(ADA)の最新の調査によると、「歯周病に罹ったことのある人は、そうでない人に比べて、膵臓癌になる可能性が64%も高い」事が分かったのだそうです。たかが歯周病、されど歯周病、決して侮れません。歯を失う原因のトップが歯周病であることは、日本もアメリカも同じだそうです。(Unfortunately gum disease is the number one reason for tooth loss in adults,)

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歯の検診があなたの命を救う!

歯の検診があなたの命を救う!~アメリカ歯周病学会ニュース~

Dental screening that could save your life

誰しも睡眠の重要性は感じていて、誰もが「もっと多くの睡眠を」と思っています。朝起きたとき、疲れが取れない、そして、仕事中眠気を感じてしまう、こんな時誰もが「もっと寝とけばよかった!」と自分を責めてしまいます。でも「昨晩は8時間寝たかな?」と問いかけるのではなく、「ぐっすり寝たかな?」と問いかけてみてください。起きた時に、疲れが取れない、もしくは眠い、と感じるのは良い状態ではないからです。もしかしたらあなたは、アメリカ人の15人に1人はそうである睡眠時無呼吸症候群かもしれませんが、多くの人は自分がそうだとは気づきません。

そして睡眠時無呼吸は、通常の内科検診などではわからないのですが、歯科検診ではわかるかもしれないのです。なぜなら最近の研究で「歯ぎしり」が睡眠時無呼吸の主な原因であることがわかってきたからです。ですから、歯科医師に「私は歯ぎしりしていませんか?」と聞いてみてください。それがあなたの眠りと、あなたの命を救うかもしれません。(CNN)
 

自律神経のお話 2

 

夜の自律神経

 これに対して夜は休息、自律神経は副交感神経に切り替わります。血管が開き、血液の流れが活性化する。そのことで疲労回復や組織の修復を図られていきます。よくいわれる「自律神経失調症」とは、この作用が崩れた状態を指すわけです。だから昼と夜を取り違えるような生活をすれば、この自律神経の働きに乱れが生じます。乱れれば、ケガなどの際に血管が収縮しにくくなったり、疲労感がいつまでも取れなかったりとさまざまな不具合が生じます。体内時計を正しくすることはとても大切です。体の自然なメカニズムを理解して、それぞれのケースを自然か・不自然かで判断していく。やはり夜更かしは禁物ですね。

自律神経のお話 1

昼間の自律神経

体の自然なリズムは昼に活動して夜に寝る。これに合わせて、体のモードは切り替わっていきます。昼・夜、それぞれの活動に適した体制を採っているのです。その際の司令塔が「自律神経」です。自律神経とは、意識とかかわりなく働く体の活動です。通常、呼吸をしようとか、胃の咀嚼力を高めようとか、肝臓に解毒をさせようとか、まったく思わないはずです。つまり自動的に働いてくれている。だから「自律神経」というわけです。

体の状態は緊張と弛緩、大きくは、この2つに分けられます。緊張状態を医学的にいえば「交感神経優位」の状態。反対に弛緩は「副交感神経優位」の状態。昼は交感神経、夜は副交感神経、こうした具合になっているのです。昼間は活発に動くため、交感神経が優位。血管は収縮し、血流が鈍り、新陳代謝は緩慢になっています。そういうと、悪いことのように思われるかも知れませんが、そうではない。昼はよく動くため、ケガなどの不測の事態が起こりやすい。だから臨戦態勢を整えているのです。出血などの思わぬアクシデントに、対応しているのですね。また傷口からの異物の侵入に備えているともいえるのです。

大人の虫歯予防なぜ必要?

 

長年の酷使に耐えている大人の歯は、歯周病などによる歯茎の退縮、そして欠け・すり減りがあるうえ、神経の通っている管が細くなることで痛みも出にくく、リスク大!知らないうちに虫歯が進み、突然歯が折れることもあります。そうなる前に「おとなのむし歯予防」始めましょう

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百寿者に学ぶ 2

~あらゆる病気を退けるよく噛む習慣~

待合室の新着図書をご紹介します。「100歳までの元気の秘密は『口腔の健康』にあった!」(齋藤道雄著)です。この本のP54にも、「あらゆる病気を退けるよく噛む習慣」という項目があります。噛むことの役割は、食べ物を細かくして胃や腸の消化吸収の負担を減らすことですが、それ以外にも唾液の分泌がよくなる、という効果があります。唾液の分泌がよくなると酸が中和され、むし歯になりにくい、ということがありますし、唾液の抗菌作用が十分に働く事で、口腔内にとって有害なむし歯・歯周病菌や、体にとって有害な細菌、例えば食中毒を起こす細菌などを死滅させることもできるのです。

百歳まで生きることが可能になってきた現代、美味しく食べて健康に生きるためにも、健康な口腔内を大切に!

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百寿者に学ぶ 1

~「30回噛んでから食べなさい」~

平成25年2月の読売新聞に「百寿者に学ぶ」という特集があり、その中で教育学者でギネス世界記録に認定された、昇地三郎さん(106)が紹介されていました。99歳の時に42年ぶりに世界一周を体験した昇地さん、95歳の時に中国語、100歳でロシア語、102歳でフランス語の勉強を始めたスーパーマンです!106歳の今も血色がよく、肌はモチモチ、顔のしわもほとんどないそうですが、小さい頃は虚弱児だったそうです。「30回噛んでから食べなさい」。健康を気遣う母の教えを100年以上守り、実践したことが長寿につながった、と考えているそうです。現在も規則正しい食事、そして朝食前の自ら考案した「棒体操」を欠かさず行い、毎日仏壇に向かって心を整える、そんな毎日を送っているそうです。

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