こんにちは かつらやま歯科医院のママさん歯科衛生士桑村です。
この度は、ホームページをご覧いただきありがとうございます。また、採用ブログを開いていただき誠にありがとうございました。今日は、当院で受け入れた中学生2年生による職場体験についてお話しさせていただきたいと思います。
近隣の中学校である大椎中学校2年生の職場体験をお迎えするのは今年で4年目であります。そもそも、この職場体験をお迎えするきっかけになったのは、私の息子が大椎中学の2年生の時です。中学1年生の時に、自分がなりたい職業、興味のある職業を職業レポートとしてそれぞれがまとめ、廊下に展示されていました。その中に、歯科衛生士を調べてくれた女の子を発見し、私達のこの職業に興味を持ってくれた事をとても嬉しく思いました。その後、職場体験がある事を知り、是非当院で体験して欲しい!との思いでこの職場体験の受け入れが始まりました。
当院の職場体験では、まず白衣を着ていただき、朝の朝礼から参加していたらだきます。事務長の指導を受け、その後は朝の準備のお手伝い、患者さんの導入、退出、受付の仕事も実際にやっていただきます。歯科医院の1日の流れを知ってもらう事、そして私達がどのような気持ちで患者さんに接しているのか、治療がスムーズに行えるようにする為にどのような事をしているのかを実際に目で見て感じてもらえたらなと思っています。
当院の口内環境検査の1つである、お口の中のミュータンス菌の数(SM検査)を調べ、顕微鏡を使ってTBIを行い、前歯のみのスケーリングも受けてもらいます。そして全顎の歯型もお取りし、模型にしてプレゼントもします。それから、廃棄する模型を使ってCR充填を実際にも行ってもらいます。院長による院内の機械の説明なども行います。院長への質問コーナーでは、「院長の車は何ですか?」「お小遣いはいくらですか?」など、学生さんからの質問にタジタジの笑顔で答える微笑ましい一幕もありました。
そのようにして3日間が終わります。
医療現場はチームワークが大切であること。そして、私達の患者さんへの思いを目で見て感じてもらいたい!いつもはやられる側である歯科治療の裏側をやる側となって体験していただき、医療に興味を持ってもらいたい!と思い、毎年取り組んでおります。
ここ3年間は男子学生が体験に来られました。歯科医師、医師を目指している子、医療に興味のある子、接客に興味がある子など様々です。今年は女子学生2名が体験に来てくれました。彼女達は接客に興味があるそうです。接客業でもあるこの仕事、私達の患者さんへの気持ちが伝わってるといいな…と思います。
この職場体験に加え、当院で行っている夏休み中のイベントで一般の中学生、高校生を募集し、職場体験も行ったところ、女の子7名が参加してくれました。当院の患者さんの娘さんがこのイベントに参加してくれる事になり、お友達を2人誘って参加してくれました。そのうちの1人の女の子は、誘われてたから付き合いで来ましたと言っていた彼女は、英文科の短大が推薦で決まっていたのですがこのイベントをきっかけに、なんと歯科衛生士を目指す事になりました。1人の心を動かす事が出来た事、私達の仕事が彼女の心に響いた事が本当に嬉しかったです。これからもこの職場体験を通して、やりがいのあるこの仕事の魅力を伝えられたら嬉しいです。
未来の歯科医師、歯科衛生士がここから誕生するのを期待しています!
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。