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実技編⑧当院の治療の流れのポイント(Dr向け))

  こんにちは、千葉市緑区で開業しているかつらやま歯科医院院長の葛山賢司です。今回は、「当院の治療の流れとその意味」についてお話します。当院の治療に流れは、多くの歯科医院と違うと思います。多くの歯科医院は、初診で来院するとその日のうちに治療を開始してしまうところも少なくありません。ところが当院は、治療開始は初診できてから4回目から治療が開始されるのです。なぜでしょうか?それは当院では「デンタルドック」という歯科精密検査を行っているからです。当院では、勤務医の目標の立て方と同じで患者の治療もゴールを決めてから開始します。そのため毎回治療時に今日はどこの歯を治療しようかな?とか、セラミックか銀歯どちらにします?など行き当たりばったりの治療がなくなり患者さんもじっくり治療計画を検討してきてくれます。



  デンタルドックは、精密検査と口内環境検査に分かれます。精密検査はCTレントゲン、全顎デンタル14枚法、歯周組織検査、ダイアグノデントによるレーザーう蝕診断、口腔内写真、スタディモデルの資料をとります。口内環境検査は、オーラルケア社の唾液検査キットでカリエスリスクの判定をし、歯周病はADCHECKで歯周病の重症化リスク検査を行います。そしてその後、精密検査の結果を元に、歯科医師が患者の全顎の治療計画を立てます。一人の患者の治療計画を立てるのに1時間ぐらいかかります。この患者の主訴は何か、この患者は治療が終了したらどういう理想の状態を望んでいるのか、CTからこの患者がまだ気づいていないどういう口腔内の問題が分かるのかなど様々な角度から患者のことを考えて治療計画を作成します。時間はかかりますが、これこそが歯科医師としての本来の仕事ではないかと考えます。そして一度計画がたてられれば、後はこの計画に沿って治療を行なえばいいので、とても楽です。ただし、ここで最も重要なことは診断を間違えないことです。確かな診断が最も重要ですが、この診断が下せるまでにはしっかりとした目を養うことが重要です。


  一方で、口内環境検査の結果からオーダーメイドの予防プランを立てて、それを提案するのは歯科衛生士の役割です。ご家庭でできる予防方法と歯科医院でできる予防方法をご提案します。

   このデンタルドックにより現在と未来の状況を把握し、治療が必要であれば全体的な治療と、その後は予防歯科で虫歯・歯周病の予防をすることができるのです。よって初診から治療開始まで4回かかりますが、患者さんには今お伝えしたメリットと、歯科医院側、特にドクターにはしっかりとした治療計画を立てる能力と、自費治療のコンサルができるというメリットがあります。

  就職先をお探しの歯科医師の先生、ぜひ千葉市緑区 かつらやま歯科医院でスキルを磨きませんか?