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実技編⑬できる限り痛みの少ない麻酔をするために(Dr向け)

できる限り痛みの少ない麻酔をするために、当院は色々な工夫をしています。
当院の浸潤麻酔の手順は動画でも視聴できます。以下のURLをクリックしてください。

https://youtu.be/v-3a_msk1Zs

こんにちは、かつらやま歯科医院 院長の葛山賢司です。歯科医院が苦手と言う患者は多いですが、中でも「麻酔が怖い」と言う患者は非常に多いです。当院ではその患者の恐怖を少しでも和らげ、できる限り痛みの少ない麻酔をするために色々な工夫をしています。当院の勤務医がまずはじめに行う研修はこの「いかに痛みの少ない麻酔をするか」ということでしょう。

 

当院で行う浸潤麻酔の特徴)

表面麻酔

当院では2種類の表面麻酔器を使用しています。いずれも刺入部位を振動させるタイプです。

コンピューター制御の電動麻酔器

電動麻酔器アネジェクトを使用します。旧と新のタイプがあります。麻酔器の針は新しく販売された35ゲージ、一番細い針を使用しています。

パルオキシメーター使用

患者さんの状態をモニターするため、脈拍数と酸素飽和度を測ることのできるパルオキシメーターを治療中は必ず患者に装着します。

 

当院で行う浸潤麻酔の手順(左下6番)

①齦頬移行部に浸潤麻酔を行う際に、まず表面麻酔器を移行部に軽く押し当てます。押し当てると歯肉が若干白くなります

②その白くなった部位を狙って、電動麻酔器を使用して、麻酔を行います。麻酔器の針は斜めにカットされているので、カットされている方を歯肉に向けて麻酔を開始します。

③麻酔が入ると歯肉が白くなることを確認します。ゆっくり麻酔を行い、骨膜までしっかりと麻酔をします。

④パルオキシメーターに目をやり、患者の心拍数が上がったりしていないかを確認します

 

浸潤麻酔のポイント

細い針でゆっくりと麻酔をすることです。

 

当院の浸潤麻酔の工夫

*浸麻針の35ゲージは最近販売された新しく、最も細い針です。当院はこのように新しく従来より優れた器具が出たら、それに投資し、取り入れることを惜しみません。新しい器具を使用することは、患者に与える負担を少なくする場合がありますし、勤務医の先生も新しい器具や薬剤に触れる良い機会になります。

*コンピューター制御の電動麻酔器を使用することで、一つには手指の麻酔と違い、一定速度でゆっくりと麻酔をすることが可能になり、患者が感じる痛みを少なくすることができます。また麻酔時にメロディーが流れるので、それも患者の苦痛を軽減する効果があります。

 

以上が、当院で行っている浸潤麻酔の手順、工夫です。勤務医の先生にはまずこの「できる限り痛みの少ない麻酔の方法」をこの動画や相互練習などで学んで頂きます。痛みの少ない麻酔は、安心、精密、丁寧な治療の第一歩です。ぜひマスターしてください!

歯科医師募集:痛みの少ない麻酔法

勤務医教育:痛みの少ない麻酔法