ようこそ、かつらやま歯科医院採用サイトブログへ!当院は千葉市緑区にあり「精密かつ再発しにくい治療」を行っています。当院は勤務医の先生を募集しています。当院の治療を詳しく解説したこのブログと解説動画をご覧ください。当院のリアルな院長による勤務医教育がお分かりいただけます。
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アメリカの約半数の歯内療法専門医が選択しているCWCT
今日はCWテクニックを用いた世界基準の根幹充填についてお話します。当院では、従来の側方加圧ではなくCWテクニックを用いた根充方法を行います。多くの歯科医院では従来の側方加圧根充を行っていますが、当院は「精密かつ再発しにくい治療」を目指しているので、従来の側方加圧根充は行いません。以下、当院の根充法について解説します。当院の根管治療について詳しく知りたい方はこちら
当院のCWCTを詳しく解説
前回までに根管長の測定と拡大は終わっているので、仮封を外して中を次亜塩素酸水POICウォーターで洗浄します。そして15番のKファイルを用いて再度根管長の測定の確認をします。根管長の確認をしたら再度次亜塩素酸ナトリウムのヒポクロリットで根管内を化学的に2分間洗浄します。その後は次亜塩素酸水POICウォーターで根管内を洗浄し、根管内容のバキュームで根管内を乾燥させます。しかし根尖部付近にはまだ殺菌水が残っていることもあるので、ペーパーポイントを用いて乾燥させます。最終拡大が40番、50番まで拡大していたとすれば、まずは30番のペーパポイントで各1根管2本ぐらい使って乾燥させます。その後40番、50番まで拡大していたとすれば最終号数に合った太さのペーパーポイントで最終的な乾燥を行います。
当院の根管充填について詳しく解説した動画はこちら↓
根管内の乾燥が終わると根充操作に移ります。まずは最終拡大の号数にあたるメインのガッタパッチャーを用意します。拡大の際にニッケルチタンファイルを用いていますので、06テーパーのガッタパッチャーを使います。50番まで拡大したとしたら、06テーパーの50番のガッタパッチャーを使用します。これを根充前に再度殺菌水の中に1分間浸して、きれいな物を使用します。シーラーはメタシールソフトを使用します。シーラーの準備ができたら、メインポイントのガッタパッチャーを根管内に入れて作業長の長さまで入るか確認します。問題なく作業長まで入ることが確認出来たら、メタシールソフトを少し根尖につけて根管内に挿入します。CWテクニックを使うので、GCのジェネシスパックという機械を用いて圧接します。ガッタパッチャーのカットをするので、根管長が15ミリだとしたら、大体10ミリの長さまでこれが入るようにストッパーを調整します。根管内に入れたガッタパッチャーを根管口より下の所で切れるようにカットします。根管口の下でガッタパッチャーをカットしたら、プラガーで強く根尖方向に圧接します。その後このパックでストッパーのラインに入るまで加熱しながらずっと根尖方向に入れていきます。ストッパーの所までパックが入ったら10秒間スイッチを切って待ちます。そうしないと一緒にガッタパッチャーが出てきてしまうからです。10秒間待った後再度スイッチを入れて引き抜きます。その後再度プラガーでガッタパッチャーを圧接します。これで根尖方向までしっかりとガッタパッチャーが根充されます。そして再度上部をガッタパッチャーで充填しますが、残っているメタシールソフトを細いプラガーにつけて、根管内に塗布していきます。ジェネシスのフィルでガッタパッチャーを軟化させてそれを先ほどの根管の上の部分に充填させます。このフィルはスイッチを入れると自動的に先から柔らかいガッタパッチャーが出てくるので、自然に押されて上に浮き上がってくるので上まで満たすことができます。根管口まで満たされたら一番太いプラガーで再度圧接して、根充作業を終了します。この作業を根管数繰り返します。その後はテンポラリーのソフトセメントでしっかりと仮封をします。当院でも以前は側方加圧根充にしていました。
なぜCWテクニックなのか?
ただ通常のガッタパッチャーを使用する側方加圧では根管内をピッタリと充填することは難しいのが実情です。CWテクニックを用いることにより、根管内をガッタパッチャーで隙間なくぴったりと満たすことができます。これにより隙間から細菌が入り再感染してそこから悪くなるというリスクを減らすことができるのです。CWテクニックを用いることで予後が良くなる根充をこれからも目指します!CWCTについて詳しくはこちら
千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院は「できる限り痛みの少ない、削らない、神経を残す治療」を患者さんに提供すべく日々努力しています。また当院で勤務する先生には患者さんからもスタッフからも信頼される「グッドドクター」になっていただきたいので「精密かつ丁寧な診療技術」に加えて「患者さんに分かりやすく説明する技術」をお教えします。ぜひ一緒に働きませんか?見学随時受付中です。お気軽にお問い合わせください。
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