歯科衛生士の森田です(^^)今回は母子感染についてです。
むし歯菌(ミュータンス菌)の感染ルートはたった一つだっけ。唾液によって、人から人へうつっていきます。中でもお母さんから乳児への感染が一番多いのです。
お子さんにごはんを与えるとき、味見をしたり、温度を確かめたり、親子で1つのスプーンやお箸などを使って食事を与えていませんか?こうしてお母さんの唾液に混じったむし歯菌が、かわいい子供へと移ってしまうのです。
生まれたばかりの子にはむし歯菌はいません!最もうつりやすいのが、乳歯の生え始めから3歳ごろ。特に2歳前までにうつってしまうと、将来むし歯になる可能性はぐ~んと高まります!!
一番の予防方法はお母さんのお口の菌をお子さんにうつさないこと!しかし100%防ぐことはかなりの神経を使うようです、、。そこで、万が一そのようになってしまっても住み着きにくい菌に変えておくことで、感染の可能性をぐっと減らすことができます♪それができるのが「キシリトール」です。毎日3~5粒をこつこつ噛むことで、お母さんのお口にいるむし歯菌が、おこさんのお口に住み着きにくい菌に変身します。
また、予めむし歯治療をしておくことや歯と歯の間を含めしっかりと口腔ケアをしておくことは大前提です(^^)!
お子さんの将来のために今からできること、しっかり行なっていきましょう!