ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
健康ライフはオーラルヘルス(口腔内の健康)から
当院は、初診の方全てに歯科総合精密検査(デンタルドック)を行っています。デンタルドックは歯を守るための大切な検査で、内容は、お口の中全体の詳しい検査と、むし歯の原因を調べ、予防のプランをご提案する検査です。当院はできる限り削らない、神経を取らない治療を目指しています。加えて、今日お伝えする徹底した院内感染対策を行っています。全体的な治療をご希望の方、むし歯・歯周病の原因を調べて、むし歯・歯周病を予防したい方は、ぜひかつらやま歯科医院へお越しください!
過去の歴史を紐解くと、そこには偉大な人がいることがわかります。イギリスの医師、レヴィ・スピア・パームリー博士、かれは2世紀前の1819年に世界初の予防歯科の書籍を出版していました。ちなみに、当時の日本は江戸時代。日本が武士の時代に、「歯を守るための実践ガイド」というタイトルをつけて予防歯科の価値を世に説いていた人物がいたことは、驚きに値します。
この本の中で、パームリー博士は
「歯ブラシよりフロスの方が大事」
と断言しています。また
「女性の美しさは”歯の美しさ”なしには考えられない。口から木の葉という美しい装置食品が奪われると、要望という最大の魅力が失われてしまう」
とても2世紀も前に語られた言葉とは思えません。
“Floss or Die(フロス・オア・ダイ)”という言葉があります。
直訳すると、「フロスか死か」という何とも物騒な意味になってしまいますが、これは今から20年ほど前にアメリカで発信された言いまわしのようです。(1997年にアメリカの歯周病学会が発表した、歯周病予防のためのスローガンということのようです。)
「デンタルフロスをしますか、死を選びますか!?」という表現は、大袈裟だと考えられる方もいるでしょう。確かに、デンタルフロスをしないから死んでしまうという考えは短絡的すぎるかと思います。しかし、全くの無関係かと言うと、そうとも言い切れないところがあるのも、また事実です。
なぜなら、虫歯菌や歯周病菌は口の中だけに悪影響を及ぼすものではなく、全身の健康に影響を及ぼすものだからです。
これに関しては、1994年の世界保健機構(WHO)の世界保健デーのメインテーマとして取り上げられた「健康ライフはオーラルヘルス」からからも明らかです。またそれ以降も、様々なエビデンスが示され、成人の約8割以上が羅患されているとされる歯周病の原因菌である歯周病菌が、誤嚥性肺炎、ピロリ菌感染胃疾患、妊娠トラブル、脳血管疾患、骨粗しょう症、心臓疾患、関節炎、皮膚疾患などの全身疾患と深い関係にあることはほぼ間違いないとされています。様々な機関が研究を行い、「虫歯菌・歯周病菌が大量に口腔内に残ることで、心臓の疾患や脳の血管の疾患にリスクを与えているのではないか?」との報告がされているようです。
歯と全身の健康
そして歯と外見の美しさ
この様な重要な要素と深く結びついている歯をぜひ大切にしてください。多くの方は
「もう歯がぼろぼろだから・・・」
「昔から歯が弱いから・・・」
「母も歯が悪く、遺伝だから・・・」
「歯医者が怖いから・・・」
と歯を治すことを早くから諦めてしまいがちです。しかしながら、どうか諦めないでください!!当院へお越しいただければ、いくらでもご相談に乗りますし、ご一緒に歯をこれ以上失わないための方法を考えることができます。ぜひ悩んでないで、当院、あるいはかかりつけの歯科医院のドアを勇気を持って叩いていただきたいと思います。
歯を失うことは「美を失い」そして「命を失う」ことにつながりかねないのです。