当院でセラミック治療やホワイトニングを行い、また予防メニューでも定期的にご来院いただいている香取あかね様に、セラミック治療や、予防について、そして当院へのご意見など、お話をお伺いさせていただきました。
■香取様略歴
平成10年 当院へ初診にて来院
平成15年 当院にて予防コース
平成17年 当院にてホワイトニング
平成24年 当院にてセラミック治療
現在も定期的に
★半年に1回の定期健診
★3ヶ月ごとのPMTCクリーニング
に、ご主人様と一緒にご来院いただいております。
「初めて治療をしていただいた時、院長先生の手からは、『匠』のパワーが感じられました。技術力、精神力、そして集中力を持っているので、安心して治療を受けることができます。」
(香取様のお言葉より)
★セレック・セラミック治療について
●今回香取様は、セレックによるセラミック治療を受けられましたが、どうしてセラミックの白い歯にしようと思われたのですか?
大きな口を開けて笑うからです(笑)。「白い歯にしたい!」と思うようになったのは、割と外国人と接することが多かったので、歯が白くてきれいな外国人を見ていると、自分も白い歯にしたいと思うようになりました。また、ミスチルの櫻井さんの歯がキレイ!大きな口を開けて歌われるのですが、奥まで真っ白です。彼を見ていると、白い歯の良さに気付かされます。外国人はエチケットとして、また自分自身の演出として白い歯を保っている人が多いです。アメリカ人などは一般的にフロスをしますし、口臭がない人が多いです。それに反して、日本人は口の中が汚い(笑)。インド人の旅行会社の人に、「日本人は口の臭い人が多いですね。」と言われてしまいました。こういうこともあって、自分自身の歯は白く、キレイでいたいと思うようになったのです。
(9月の診療後、待合室にて和やかな雰囲気の中インタビューは行われました。)
●実際にセレック・セラミック治療を受けられていかがですか?
セラミックの治療を終えて、出来あがりをモニターで拝見した時、「キレ~」と感動いたしました。細かく神経を使い、磨いてくださっていることも治療中良くわかりました。大満足です。1日で出来てしまうのも、『新兵器』の素晴らしさですね。
(セラミック治療前)
(セラミック治療後)
★予防メインテナンスについて
●当院で定期的に予防メニューを受けていただいていますが、予防を受けてみようと思われたきっかけは何でしたか?
こちらで治療に通っていた時に、確かその時いらした歯科衛生士の方から、一番最初は「当院でこう言う予防を始めたのですが、やってみませんか?」と勧められたような気がします。その後、院長先生からも勧められたと思います。今までこう言う予防を勧めてくれた歯科医院はなかったので、とても斬新な感じがしました。そして、その時思ったことは、「この院長先生が勧めてくださるものなら、試しに受けてみよう。」ということでした。それまでの治療で、院長先生を信頼していたので、「この先生の言うことなら間違いない」、いや、それ以上に、「今まで、むし歯はできて当たり前だと思っていたけれど、院長先生が勧めて下さるのなら、もしかしたらその考えが覆されるのかもしれない。」という期待感すら感じていたのです。そして、実際その通りになりました。こちらで予防メニューを受けるようになってから、むし歯にならなくなったのです。
●なるほど、それは素晴らしいですね。その後も定期的に予防をお続けいただいていますが、以前と比べて変わったことはありますか?
今も言いましたように、一番変わったことは、「むし歯にならなくなったこと」です。そして、もう一つは「治療費がかからなくなったこと」です。私の友人のセレブの奥様方がいるんですが、その中には、「私、歯の治療に何百万もかかったのよ。」と自慢げに話す人もいるんです。でもそれは自慢する事じゃないと思うんです。なんでそれよりも予防メインテナンスにお金をかけないのかと、私はそういう友人には話すんです。その方が、結果的に費用も安くすむし、しかも、親がそういう姿勢でいれば、それは子供のためにもなりますよね。日本人はブランドのバッグや洋服にお金をかけますよね。でもブランドのバッグや洋服はどちらかというとそれを身につけている時だけ、満足感が味わえますが、歯は常に共にあるもので、一生ものです。なんで歯にお金をかけないのか、と私は思っています。そして、歯にお金をかけた方が、洋服やバッグにお金をかけるより『若くいられる』、と思っています。
★院長について
●なかなか、その様に考える日本人は少ないと思うので、こちらが勉強になります。院長に関してご意見はありますでしょうか?
私は昔から歯が弱かったので、こちらへ来る前にも何件か歯科医院に通っていたのです。それまでの先生は、人当たりが良かった先生はすぐ詰め物が取れたり、また、技術力があっても横柄な先生は、説明が全然なかったりと一長一短だったのです。ところが、初めて院長先生の治療を受けた時、その手から『匠のパワー』が感じられたのです。技術面が全然違いました。院長先生は余計なことは言わないんです。でも、その無口な一面が、余計に集中力の高さを感じさせるんです。そして、時折はさむ説明は、要点を得ていて、わかりやすい。この先生がどれだけ真剣に患者に向き合っているか、私たち患者はそういったことは鋭く感じるんです。この先生治療中他のこと考えているな、とかわかってしまうんですが、院長先生は、治療に集中しながら他のことは考えていない気がします。要点を決して外さないピンポイントの技、ピンポイントの説明が、集中力の高さ、そして勘の良さ、を感じさせるんです。また、行くたびに前はなかった最新器具やそして技を取り入れているのも凄いですよね。今日も新たにゴムを使う技、を感じました。
★歯について、そして当院について
●香取様にとって「歯」とはどういう意味を持つのでしょうか?
歯はその人の生きざまをあらわすものだ、と思っています。その人の持つ、健康観、そして美意識といったものも歯にあらわれると思っています。だから私は歯を大切にしています。こちらの医院のポスターにも書いてありましたが、高齢者の「認知症」が社会問題になっていますよね。でも、その認知症を防ぐ一つの要因が歯にあるのだとしたら、やはり歯は大切にして、ある程度お金をかける必要があると思います。認知症になったら、周りに迷惑がかかりますしね。そして出来るならば、キレイな歯でいたいと思います。PMTCクリーニングを繰り返すことで、むし歯にならなくなりますし、結果的に治療費もかかりません。だから治療よりは予防にお金をかけるべきだ、と周りの人には伝えたいです。そのためには経験を語ることが一番です。だから、私は周りの人には、私の経験を伝え、そしてこちらの医院の宣伝もするんですよ(笑)。
●最後に、当院へのご要望はありますでしょうか?
何にもありません(笑)。いつも、こちらがこうしてほしいなあ、と思うことを、先回りしてやってくださるので。これからも、よろしくお願いいたします。
院長より一言
香取さんは、以前から当院へお越しいただいていたのですが、こうしてじっくりとお話しを伺うのは今回が初めてでした。お話しを伺っていて、香取さんがこんなにも長い間当院へ通ってくださったわけがよく分かりました。当院の歯に対する考えと全く同じ考えを持っていて下さったから、こんなにも長い間当院とお付き合いいただけたのです。香取さんのお話しを伺っていると、単なる患者様と医療従事者という関係を超えて、歯を大切にするという共通の価値観を持った『同志』という思いが胸の中に芽生え、思わず涙が出そうになるぐらい感動してしまいました。私たちのことをこんなにも理解して下さる『仲間』がこんなにも身近にいたんだ、という新たな発見は、これからの当院にとって本当に大きな発見で、香取さんのような方は、当院の大切な財産です。これからも、機会があれば、香取さんの意見に耳を傾け、そのたびに心新たにして、真摯に歯科医療に向き合っていきたい、と強く感じた貴重なインタビューでした。香取さんの口腔内は、かつらやま歯科医院が守る!と決意を新たにしたインタビューでもありました。本当に、貴重なご意見、ありがとうございました。(院長 葛山 賢司)