夜の自律神経
これに対して夜は休息、自律神経は副交感神経に切り替わります。血管が開き、血液の流れが活性化する。そのことで疲労回復や組織の修復を図られていきます。よくいわれる「自律神経失調症」とは、この作用が崩れた状態を指すわけです。だから昼と夜を取り違えるような生活をすれば、この自律神経の働きに乱れが生じます。乱れれば、ケガなどの際に血管が収縮しにくくなったり、疲労感がいつまでも取れなかったりとさまざまな不具合が生じます。体内時計を正しくすることはとても大切です。体の自然なメカニズムを理解して、それぞれのケースを自然か・不自然かで判断していく。やはり夜更かしは禁物ですね。