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ブログBLOG

8月特集~歯ぎしり~

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!

8月の歯科豆知識のテーマは「歯ぎしり」です。

歯ぎしりでどんな事が起こるか、前回は歯が摩耗するとお伝えしましたが、もう一つ起こりがちなのが、エナメル質が傷んで、ヒビが入ってしまう、ということです。

②エナメル質がいたんでくさび形に欠けてしまう!

強い力が歯に掛かり続けるとエナメル質に細かいヒビが入ります。やがてヒビが拡がり、エナメル質はポロポロと剥がれ落ちます。ここを歯ブラシでゴシゴシと磨くと、摩耗のためエナメル質がさらに削れて、力が集中してかかる歯の根元がくさび形にかけた状態になります。するとエナメル質に比べてやわらかく酸に弱い象牙質がむき出しになり、しみやすく、汚れがたまり虫歯になることもあります。

③歯槽骨が溶けて歯周炎の治療が進まない

最近による炎症がなくても、過剰な力がかかると歯槽骨がじわじわと失われていきます。これに細菌による炎症も加わると、歯周炎は悪化しやすくなってしまいます。また、歯周炎になっている患者さんの場合、歯石を取り細菌を減らす治療をしても、過剰な力が掛かっているために歯槽骨がダメージを受け、思うように治療が進みません。