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歯科用CTを導入しています。

こんにちは、歯科医師の小竹和真です。

当院では、歯科用CTを導入しています。

実際にCTについてご存じない方も多いと思いますので、今回はCTについて説明させてください。

まずCTとはComputed Tomographyの略です。コンピュータを駆使してデータ処理と画像の再構成で、断層写真を得ることができます。

これにより、撮影した画像を立体的に撮影することができます。

歯科用CTとは、歯科の範囲は、骨や歯など固い組織をみることが多いので医科用CTよりも歯科に特化したCT装置で、コーンビーム方式を用いているので、コーンビームCTとも呼ばれることがあります。

 

 

通常全体的な構造を見るときに撮影するレントゲン写真を歯科パノラマレントゲンやオルソパントモグラムと呼びます。

パノラマレントゲンでは2次元的に物を見ることになりますが、歯科用CTは3次元的に物を見ることができるので立体的に奥行なども確認できます。

通常のレントゲンでもかなりの情報量は得られますが、歯科用CTを導入していることにより、さらに多くの情報量を読み取ることができます。

具体的にはインプラントの前に埋め込む位置、深さ、角度等を確認することや、親知らずを抜くときの確認、もちろん虫歯、歯周病の状態なども確認することができます。つまり従来のレントゲン写真の比べて、より正確な診断をできることになります。

 

被曝量の心配をされる方もいらっしゃいますが自然界にも放射線は存在しており、何もしなくて被曝はしています。

ちなみに歯科用CTは、ニューヨークから日本までの往復の飛行機に乗っていると、さほどかわらないかそれよりも低いとされていますので、安全面においても問題ないレベルですので安心してください。