みなさんこんにちは!千葉市緑区あすみが丘にあるかつらやま歯科医院 歯科衛生士・食生活アドバイザー・歯科食育士の森田です。
全身の健康はお口の健康をつくり、お口の健康は全身の健康をつくります!そこで、正しく、楽しく、おいしく食べて健康を維持する「食」のお話を、数回にわたってお伝えしていきますね♪参考までにお読みいただければ光栄です。」
お待たせいたしました!今回は前回お伝えした「糖化」について、その予防方法をお伝えしていきたいと思います。
まずは「糖化」が起こる2つのルートを阻止しましょう!糖質ちょいオフと、脱・高AGE値食品がポイントです!
ここで糖化が起こる2つのルートと対処法を整理してみます。
1つ目は糖質の多い食事です。糖質を摂りすぎるために食後血糖が高くなり、体中のたんぱく質と糖が結合して、AGEを作り出してしまうんでしたね。このAGEの蓄積をさけるためには、糖質を抑えることが重要です。
こちらの本によると、1日の糖質の摂取量は、男性309g、女性332gと、なっています。女性の方が多いのはちょっと意外でしたが、特に若い女性はスナック菓子や間食が多く、中年の女性は麺類の食事を多くとりがちだからと推測されているようです。
この数字は多すぎます。このままの食事を続けていると、糖化、糖尿病、動脈硬化、肥満、歯周病などの生活習慣病を招くリスクが高くなります。
そこで、最近はやりの「完全に糖を摂らない糖質オフ」はあまりおすすめできませんが、「ちょいオフ」にチャレンジしてみませんか?(完全にオフは、元気が出なくなる上に、そうそう続きませんからね・・・(^^;))
普段のご飯や麺をまずは10%減らしてみましょう!これならできそうではありませんか?しかし以前お伝えしたように、「砂糖」は体に毒ですので、砂糖を使用したお菓子は出来る限り控えましょう!
まずは代わりにお芋など天然の甘みのあるものに置き換えることから始めてみましょう。
また、2つ目のルートである「高AGE値食品」の摂取をなるべく控えることです。食品のAGE値の約0.6%が体内に残ると言われています。
これはわずかな量に感じますが、AGEは体内に蓄積されてしますのでチリも積もれば山となる、でなるべく貯めないことが重要です。
そこで、AGE値の高い食品ワースト10を発表いたします!
1 フランクフルト
2 チキンカツ
3 チキンナゲット
4 ピザ
5 揚げた鶏むね肉
6 ローストビーフ
7 ソーセージ
8 ハンバーガー
9 醤油に浸けて焼いたマグロ
10 焼いたチーズサンド
です。基本的に揚げたもの、焼いたもの、レンジでチンしたものなどが高AGEのようですね。生で食べられるものは生で、次に蒸したものがAGEを抑えた食事になります。
あまり気にしすぎていては美味しく楽しくお食事が出来ませんので、たまにの外食などは良いと思います。これらのことを頭の片隅に置きつつ、毎日の食事にはぜひ気を使ってみてください^^
参考図書:<糖化>ストップで糖尿が解消、肌も頭脳も若返る/栗原毅