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ブログBLOG

緊急報告!歯科医院と水の問題

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
 
2018年7月31日発売の週刊「女性自身」に「歯科医療最先端ルポ」が掲載されました。タやイトルは「歯医者さんの水に潜む一抹の不安」です。このブログでも以前にお伝えしましたが、歯医者と水の問題が年々クローズアップされています。
 

 
歯科治療の治療設備に携わる関係者によると、「ペットボトルに水道水を入れて、常温でしばらく放置すると大量の細菌が繁殖するように、歯科医院の大掛かりな設備内に滞留した水には、どうしても細菌が繁殖してしまう」そうです。なぜ歯科医院の水で細菌が発生しやすいかというと、原因は歯科医院に特有のサックバックという現象にあります。皆様の歯を削るための、あのキーンと鳴り響く機械、これはタービンと呼ばれますが、このタービンが動きを停止すると水の噴射も止まります。この際に、噴射口に付着していた患者さんの唾液がチューブに入り込み、滞留している水に混ざってしまうのです。この現象をサックバックと呼んでいます。このチューブにたまった水は、診療後、夜間チューブの中で放置されているうちに、細菌が繁殖してしまうのです。
 
ある調査によると、歯科医院でタービンが噴射する水や患者さんがうがいに使用する水を調べたところ、その中には1ccに7万個も細菌が存在していたそうです。これは水道法で定める水質基準の700倍、家庭の排水溝を流れる水と比べても7倍の細菌数です。この汚染された水でうがいをしたり、さらには、この水で抜歯後の出血個所を洗浄されていると思うと、ぞっとしませんか?
 
この驚くべき数字は、第58回の日本歯科医療管理学会で発表された学術論文から抜粋された数字で、きちんと根拠がある数字なのです。そして、この問題は日本歯科医師会でも問題視されています。しかしながら、今まで公に公表されていませんでしたが、数年前から新聞などでも取り上げられるようになり、今回「女性自身」でも大々的に取り上げられるようになりました。いよいよ、無視できない問題になってきたのです。
 
当院は、この問題を早くから重要視し、対策を講じるべく動いてきました。そして、世界初の治療水連続除菌システム(エピオスエコシステム)を導入して、医院を流れるすべての治療水を完全に無菌状態にしています。水道水ですら1ミリリットル当たり135個の細菌がいるとされていますが、当院を流れる水は細菌ゼロです。これは毎年規定の検査を受けて、細菌ゼロを証明し、維持しています。エピオスエコシステムを使用することで、POICウォーターという治療用殺菌水が全ての機器に流れ、このPOICウォーター自体に殺菌力があるので、タービンの噴射口からサックバックで混入したばい菌も、直ちに殺菌されて無菌水になるのです。
ただし、この機械は高額のため、導入している医院はまだまだ限られています。このシステムを導入している医院が近くにあるかどうかは、「ポイック きれいな水」で出てくる研究会のサイトで調べることができます。ぜひご自身の健康を守るため、このサイトをご活用ください。

当院を流れるきれいな水を作るエピオスエコシステム