今月の話題の健康本のご紹介コーナーでは、若杉ばあちゃんとして今話題の若杉友子さんの「長い気したけりゃ肉は食べるな」を取り上げます。書店や、新聞の広告欄で目にされた方も多いと思いますが、あまりにどぎついタイトルで、お肉が大好きな方は敬遠されるかもしれませんね。当院の院長にとっては、読みたくない本トップ１にあげたい本のようです。（お肉大好きなもので・・・苦笑）

若杉ばあちゃんのご主人は、医者から「余命２カ月」のガン宣告をされたそうです。病名は小細胞肺ガン。実は、若杉ばあちゃん、以前はご主人と静岡で暮らしていたらしいのですが、食のあり方への興味が生じ、自分で野菜を作りたいと思い立ち、ご主人を静岡へ残して京都の綾部へ引っ越しをしたそうなのです。そうすると、元々肉好きだったご主人の食生活が自由奔放になり、暴飲暴食の毎日となったそうです。

そんな中での突然のガン宣告。でも若杉ばあちゃんはショックではあったけれど、「肉ばかり食べていたからガンになったんだ」と腑に落ちる思いだったそうです。

そして若杉ばあちゃん、ご主人のために食生活を改めたら、なんとガンが消えたそうです！この辺りの詳しい経緯は、若杉ばあちゃんお本をお読みくださいね！（５月中には待合室本棚にも置く予定です）そして、最後に、この本の中にある口腔内に関する若杉祖母ちゃんの言葉をご紹介します。「私は一汁一菜で病気知らずですが、そのひとつによくかむということがあります。いくら体にいい物を食べても早食いをしていたら、栄養分が吸収されないからです。（中略）少なくとも一口に３０回は噛んでください。そうすれば早食いの人より健康になれます。」実践してみてくださいね！