ようこそ、かつらやま歯科医院へ！葛山　祐子です。

今日は、９月１日（木）に行われた「かつらやま大学」第４回目の講座の様子をお伝えします。今回のテーマは「免疫」についてです。

当院のポリシーは「かつらやま歯科医院の本当の仕事はここにいらした方の健康で笑顔の美しい生活をサポートし続けることです。その為に私たちは常にベストのサービスを提供し、新たな価値を創造し、世界を変えていきます。」です。ここにも記されているように、私たちの本当の仕事は、ここにいらした方の歯を治すことではなく、健康で笑顔の美しい生活をサポートし続けることなのです。健康でいていただくためには、私たちは口腔内だけではなく、全身の健康への知識も持たなければなりません。歯学だけではなく、医学の知識も持たなければならないのです。その第一歩として、今回の第４回目の講座を開講しました。テーマも今色々注目を浴びている「免疫力」についてです。

講座は、栄養士の富田さんの講義から始まりました。「免疫力」とは何か、「免疫力が低下するとどうなるのか？」「免疫力を高める食生活は？」「免疫力を日常生活の中で高める方法とは？」などについて学びました。当院では、これらの知識を、来年には患者様にお口の中の状況を説明するときに、生活指導として一緒にご説明できたらと思っています。そうすることで、お口の中と全身の健康とその両方に役立つアドバイスを歯科医院に来て得ることが出来るのです。それが当院の理想です。

ずっと昔、開業当初、仕事をしながら考えたことがありました。「歯科医院へ来て全身の健康に役立つ情報も得ることが出来たら、患者様は嬉しいだろうな、と。」でも、その当時は、それほど詳しい知識もなく、また、現在のように口腔内の健康と全身の健康の関連性も証明されていない時代でしたから、そこまでやることは無理なんだろうな、と考えていました。でも、現在それが現実のものとなりつつあります。時代の要請が理想の方向へ変化してきたのです。

第４回目の講座ではゲストの方もいらっしゃいました。免疫力を高める作用があるHK-L137を配合している補助食品「ラクデント」を開発した武田食品の部長A氏がゲストとしてお見えになられたのです。HK-L137を投与したマウスがインフルエンザに対して抵抗力を見せたこと、免疫力とがんとの関係など有益なお話を聞かせていただきました。そして、何と武田食品の商品に対して私たちが意見を述べる場も与えていただいたのです。

第４回目の講座を通じて、スタッフ全員が改めてかつらやま歯科医院が目指すべき方向性を再確認することが出来ました。それは、

『口腔内の健康維持は全身の健康維持につながる、口腔内の健康を改善することで全身の健康維持に役立つことが私たちの使命である』

ということを再認識し、そのための具体的な方法を学ぶことが出来たセミナーでした。今年のかつらやま歯科医院の一番大きな改革は「かつらやま大学」を通じて、患者様へ提案する予防プログラムを学び、今までの当院のやり方を改善する方法を学んだことです。予防は、歯の治療をしなくてすむという点で、間違いなく全身の健康維持につながります。それをより良い方法へ、つまり患者様により納得していただく方法へ改善する方法を学んでいます。しかも、スタッフが率先して改善の先頭に立っているのです。以前のかつらやま歯科医院では見られなかった光景です。（これに関してはまた別の機会に詳しくお話します。）

「かつらやま大学」を通してスタッフが成長する、これが今年一番大きな成果だったかもしれません。