千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、歯科衛生士の横山です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。
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今回はお子様の虫歯予防、特に3~6歳の小さなお子様にフォーカスを当てた虫歯予防のお話をしたいと思いますので、ぜひお読みください!
★虫歯予防の基本は食生活
普段お子様のおやつの回数や内容はどのようになっていますか?頻繁に糖分を摂取することで、お口の中の細菌が糖を代謝して酸を産生して、虫歯へと繋がっていきます。
お子様に限らず言えることですが、食習慣と虫歯予防は非常に密接に関係しています。お子様が食べたいときに不規則に甘いものやお菓子を食べさせてはいませんか?
時間を決めないダラダラ食べが、お子様の虫歯に繋がってしまうかもしれません…。砂糖が多く含まれるものや、歯にくっつきやすいもの(グミやキャラメル)、お口の中に長く残るもの(アメ)、ジュースのちょこちょこ飲みには注意が必要です。
今一度、お子様のおやつの状況をご確認してみてください!
★歯に良いキシリトール
「キシリトール」を耳にしたことがあると思います。キシリトールは人工甘味料の一種で、虫歯予防に効果を発揮してくれる歯に良いものです。
キシリトールが虫歯を予防してくれる理由は2つあります。まず一つ目は「唾液分泌促進と再石灰化作用」です。この作用によって歯を強くしてくれて、虫歯を防ぎます。
もう一つは「虫歯菌(ミュータンス菌)の抑制」です。虫歯菌は糖を代謝して酸を産生することで歯を溶かし虫歯にしますが、キシリトールを代謝することができません。
そのため酸を産生できず、虫歯菌自体が弱っていってしまうのです。このことから、キシリトールが虫歯予防に力を発揮してくれることがお分かりいただけたでしょうか?
そして、このキシリトールをお子様にも摂取していただけるような商品があります。
「キシリトールタブレット」です!甘味料としてキシリトールが100%含まれているので、おやつの代わりに置き換えることで虫歯予防に繋がります。
当院でもこちらの商品取り扱っておりますので、ぜひ一度お試しください1
★この時期に仕上げ磨きの習慣を
小さいうちは保護者の方の仕上げ磨きが必須です。この時期から習慣化することで虫歯予防に繋がります。
ただ、なかなかうまく磨けなかったり、お子様が嫌がって歯磨きをさせてくれない…ということもあると思います。
そのような時は、汚れを確実に落とすことにこだわりすぎず、まずは「習慣を確立する」ということを目標に磨いてあげてください!
また、なぜお子様が嫌がってしまうのか、その理由を探ってそこを解決してあげると磨きやすくなるかもしれません。お子様が歯磨きを嫌がる理由は様々ですが、まず「痛い、呼吸が苦しい」ということ。
保護者の方が一生懸命力を入れて磨いたり、お子様が動いて予期せぬ場所に歯ブラシが当たったりして痛い思いをすると嫌がる原因になります。その他、「磨くタイミングではない」「楽しくない」というようなお子様の気持ちの問題もあります。
歯磨きを題材とした歌や動画を一緒に見ながら親子のスキンシップとして楽しみながら磨けるといいですね!
お子様の歯が生えてきたらまず一度ご来院ください!小さなうちから予防することで、これから生えてくる大人の歯もしっかりと守っていくことができます。今が大切な時期です!
文責)葛山賢司
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