千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、歯科衛生士の森田です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。
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歯磨きは何のためにするの？
みなさんはなぜ歯磨きを毎日しますか？むし歯にならないため？歯周病にならないため？スッキリしたいから？口臭予防？
・・・特に健康に気をつかわれている方からは、風邪予防やコロナウイルス感染予防、更には誤嚥性肺炎の予防！なんて声も聞こえてくるかもしれませんね。
ここまで意識されていたらあなたはエキスパート！
そこで今回はみなさんご存知の、むし歯予防の観点からお話しさせていただきたいと思います。
むし歯予防のためならこれが必要不可欠！
むし歯予防のためならば、みなさんご存知の「フッ素」の使用がとっても大切なのです！逆に言えば「フッ素」を使用しなければ、むし歯予防は難しいと言っても過言ではありません。
フッ素ってなに？
フッ素はほとんどの食品に含まれるミネラル成分のひとつです。
主に３の働きで、ムシ歯の発生と進行を防いでくれます。
- ①エナメル質の修復を促進
- 酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと（再石灰化）を促進します。
- ②歯の質を強化
- 歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、むし歯菌への抵抗力を高めます。
- ③菌の働きを弱める
- むし歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。
https://clinica.lion.co.jp/oralcare/fluorine.htm
ライオンHPより
正しい使い方は？
容量・用法を守って正しく使用することで、安全で最大限の効果が発揮されます。
それ以上のご年齢の方は２cmたっぷり（１４５０ppm高濃度フッ素）を使用し、最低２分は磨き、どの方も少量のお水で一度だけゆすぐようにしましょう！
その後はうがいやご飲食は最低３０分〜（最大限効果を発揮するには２時間がベスト）控えることが重要です。
この①使用量②磨く時間③ゆすぐ回数④その後の飲食制限の４つを守り使用することで、むし歯予防効果はグッとアップします。
私が日々診療を行い患者さんに確認する中で、この④つがついつい曖昧になってしまい、もったいないなと日々感じながら、患者さんへ発信しています。
どんな歯磨き剤がおすすめ？
当院では高濃度フッ素入りなら、①シンプルで歯科専売ならではの長く歯磨きができるよう工夫されている伸びの良いペーストのチェックアップスタンダードと②歯周病菌を殺菌する成分が配合されていて、むし歯だけでなく歯周病予防にも効果が高いシステマハグキプラスPROを推奨しています。
お子さんにはフッ素濃度９５０ppmのチェックアップコドモをご用意しています。
今回は歯磨き剤でのフッ素の使用のお話でしたが、実はフッ素の使用方法は他にもあるんです＾＾
歯磨きの後に塗布するホームジェルや、フッ素洗口液のミラノールもおすすめ！
詳しくはまたご紹介いたします！どうぞお楽しみに〜
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