千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、歯科衛生士の横山です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。
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「朝起きた時、いつも顎が疲れている」「なぜか歯の詰め物や被せ物が取れやすい」そんなお悩みをお持ちの方はいませんか?その症状の原因は、もしかすると歯ぎしり・食いしばりかもしれません。
⚫︎歯ぎしり・食いしばりについて
「歯ぎしり」「食いしばり」とは、上下の歯をギリギリと強くこすり合わせるような動きや、グーっと強く噛み締める悪習癖のことを指します。これらは無意識に行われているので、特に寝ている時などは本人は気付かずしていることがほとんどです。この歯ぎしり・食いしばりは、お口の中だけでなく全身にも悪影響を引き起こします。
⚫︎歯ぎしり・食いしばりが起こる原因
まず、これらが起こる主な原因としてストレスが挙げられています。日中に受けたストレスや不安を歯ぎしり・食いしばりすることで無意識に解消しようとするからです。また、何かに集中している時間が長い人も歯ぎしりや食いしばりが起きやすいです。運動中や肉体労働中だけでなく、デスクワークでパソコン画面などに長時間集中している人は、日頃食いしばってしまっていないか注意が必要です。
⚫︎及ぼす悪影響
歯ぎしり・食いしばりを日常的にすることで、歯が欠けてしまったり、詰め物や被せ物が取れたり割れたりしてしまうことがあります。また、最悪の場合だと歯の根が割れてしまうことも…。根が割れてしまった歯は、残すことが出来ずに抜歯を余儀なくされてしまいます。
その他、歯周病の悪化にも繋がります。歯周病はもちろんプラークの中にいる細菌が毒素を出して、歯茎に炎症を起こすことで発症するものではありますが、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、より歯周病の悪化を招きます。この悪習癖があることで、顎の骨に負担がかかり、骨の吸収が進みやすくなるためです。
そして、顎関節症も発症しやすくなります。強い力が顎にかかることで、顎の関節や筋肉が痛んだり、関節からカクカクと音が聞こえたりするようになります。
悪影響はお口の中だけにとどまらず、頭痛や肩こりなども引き起こすことがあるのです。まさに百害あって一利なしの歯ぎしり・食いしばり。ご自身のお口や全身の健康を守るためにも、対策が必要です。
⚫︎歯ぎしり・食いしばり対策
まずは、癖を無くすところから始めましょう。日中の歯ぎしりや食いしばりは意識をすることで改善を図ることができます。いつも自分が使うデスクなど、目につく場所にポストイットで「食いしばり注意!」「歯ぎしりしない!」など貼っておくことで無意識の歯ぎしり食いしばりを抑制できます。少しアナログな方法ではありますが、ご自身の意識を変えていくことがいちばんの治療法なのです。
ですが、どんなに日中意識をいていても寝ている時はどうにもならない…。そこでぜひご検討いただきたいのが寝る時につけるマウスピース(スプリント)です。歯科医院で型取りをして作成するので、ご自身の歯並びにピッタリのマウスピースです。これをつけて寝ることで、歯と歯が直接擦れ合うことを予防し、歯に加わる力を均等に分散させてくれるのです。
歯ぎしり・食いしばりにお悩みの方は、ぜひ一度歯科医院にてご相談ください!
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文責)葛山賢司
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