歯科の豆知識

歯の根っこの治療を知ろう!!その2

こんにちは!!

歯科衛生士兼TC(トリートメントコーディネーター)の井口です!☺

 

今日は先日から続けて根っこの治療についてお話します!

根っこの治療をされている方からよくお伺いするのが、

「根っこの治療って何度か通院しなくちゃならず正直言って面倒です。

1度でパパッと終わらせるわけにはいきませんか?」

という質問です。

 

確かになんども忙しい中時間を割いて通院することは本当に大変だと思います。

しかし根っこの治療を成功させるには、慎重に丁寧に掃除をして歯の中に住む細菌を極力減らさなければなりません。

小さな歯のなかの細い管をきれいに掃除するのはなかなか難しい処置です。

歯の根っこの治療は、重い炎症が起きてしまった歯を「何とかして使い続けたい!」と願う方のための治療です。

針のような細い器具を使い、根気よく掃除をしていくのですが、たしかに患者さんにとって楽な治療とは言えません。

治療後に違和感が出たり、強い痛みが出ることもしばしばです。

実はこの治療、術者にとっても難しい治療です。

上の図のような素直な形の歯ならまだしも、なかには神経が迷路のように枝分かれしていたり、管の中が硬く石灰化し、掃除が困難なケースすらあるのです。

 

根の先が曲がっていたりすると治療がとても難しくなります。

 

この小さな歯の中を通る極細の神経を取り除き、神経の通る細い管の中を掃除します。

歯を痛めないよう細心の注意を払っていますが、なかには神経が網の目状に広がっていたり、ねじれていたり、大きく湾曲しているなど歯の形態はかなり個性的なもので、一筋縄では行かないケースも珍しくありません。

 

さまざまな困難を伴う根っこの治療ですが、治療が成功した時のメリットは大変大きなものです。

炎症を取り除いて歯を保存し、被せ物を被せて使い続けることができるのですから。

 

治療の鍵はしっかりと掃除をして細菌を減らすことです。

とはいえ、やみくもにガリガリと掃除をするわけにはいきません。

治療後に歯を長く使い続けるには、歯質をできるだけ多く残し、その歯の耐久性を維持することも重要でていねいな処置が求められるからです。

ササッと簡単に終わらせるわけにはいかないのです。

 

また、治療の合間には薬剤を1週間ほど管の中にいれて、細菌を減らす必要があります。

何度か通っていただく必要があるのはこうした理由からです。

治療が成功するよう、ぜひ通院のご協力をお願い致します。

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