ようこそ、かつらやま歯科医院へ!葛山祐子です。昨日に引き続き、情報収集の中で心をとらわれた言葉を紹介します。
「経営とはそういうことだと思います。創業者だとか、企業のもとを作った人がどういうことをしたのかをはっきりさせて、サービスや商品、店舗、宣伝媒体で具現化する。それが経営者の仕事。経営者は何でそこまでこだわるのか、と思われるほどこれにこだわらないと。」
「商品がどういうコンセプトで作られたのか、作り手は情熱を持っているか、といった目に見えない会社の生き方や姿勢が、商品やマーケティングに表れていないと買ってもらえませんからね。論理ではなく、受け手がどう感じるか。顧客が心を開いてくれる方法を考えて宣伝をするべきですね。」
「経営は総合芸術です。もちろん責任は自分に降りかかります。苦しいことを面白いと思える人が経営者に向いているんじゃないですか。」
日経MJ 9月9日 ユニクロ 柳井氏の言葉
不景気になればなるほど、消費者は注意深く消費すると言われます。当院でも、昔よりは今の患者様のほうが情報量も多く、注意深く歯科医院を見つめながら、来院していると思います。当然、基本の徹底をおろそかにしているとクレームが発生します。その一方で、当院へ寄せられる満足のお言葉を注意深く聞いてみると
「初診の時にここまで話をしてくれるところは他になかった。」
「ここまで丁寧に治療してくれるところは他にはなかった。」
「ここまで自分の口の中の状態を丁寧に説明してくれるところは他になかった。」
「ここまで、今までの歯科医院の常識を覆してくれるところは他にはなかった。」
ここまで、ここまで・・・が続くのです。これは、先の柳井氏の言葉、「経営者のこだわり」につながることだと思います。歯科医療に絶望して当院へお越しになる方もいらっしゃる。そういう方に少しでもお口の中を快適にしてもらいたい、むし歯、歯周病を予防してもらいたい、いつまでも健康に過ごしてもらいたい、そのためにここまでにこだわるのです。そして、それはもはや情熱です。患者様にとって質の高い健康的な生活を過ごしてもらうために「かけがえのない歯科医院」になりたい、そう願う情熱です。情熱を持ってこだわる、これをチーム力として全スタッフが共有すれば、「かけがえのない歯科医院」でありつづける、という夢はかなえられると思うのです。
「経営とは総合芸術だ」という柳井氏の言葉にも深くひきつけられます。柳井氏はスタッフに『全員経営」という言葉をつかって、「経営者のつもりで販売してください。」といっているそうです。とするならば、スタッフ一人一人が芸術家であるべきなのです。患者様をより美しく、職場をより美しく、自分の人生をより美しくするために日々仕事をするべきなのです。「スタッフ一人一人が経営者であり、芸術家である」当院のスタッフもこの言葉を胸に刻んで仕事をしたいと思います。