アメリカ歯周病学会から8月21日配信の記事についてご報告いたします。歯周病は、40~80%の割合で咽頭癌などを引き起こすウイルスに感染する確率を高めることがAmerican Association for Cancer Research.の調査で分かったそうです。そのウイルスに感染したからといって、それがガンにまで発展する確率は低いようですが、危険性はゼロではないので注意するようにと呼びかけています。
アメリカは日本以上に口腔内の健康と全身の健康の関係性に関する研究が進んでおり、毎回新たな研究結果が報告されています。ガンに発展する可能性がゼロではないので、やはり歯周病にはとても注意が必要です。歯周病も歯周病菌による感染症なので、口腔内を清潔に保つと同時に、歯周病菌に感染しても負けないように体の抵抗力(免疫力)を高めておくことも必要です。