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ブログBLOG

体の冷えで歯が抜ける!?

当院待合室でご紹介した本「歯がいい人はボケにくい」の倉治ななえ先生、20005年に過労とストレスからダウンされたそうです。その時の朝起きてすぐの体温は35度4分、明らかに「低体温」だったそうです。その時、先生は奥歯がグラグラする経験をされ、抜歯を覚悟されたそうです。そんな先生は、ご自身の体調不全を猛反省され、仕事を減らし、体力増強を目的に色々な健康法にチャレンジされたそうです。

まずは運動不足解消のために、体幹を鍛えるエクササイズを習慣にしました。体熱は筋肉で発生するので、体幹の筋力が上がれば、体温も上がるからです。そして体を内側から温めるために黒砂糖入りのしょうが紅茶を毎朝飲みポットにお湯を入れて持ち歩き時間があれば飲んでいたそうです。そして、保温機能に優れた下着や腹巻を常に身につけ湯たんぽやカイロを夏でも使用したそうです。そして体を温める入浴法を毎日実践。こういう生活を2年間続けていた所、低体温から脱出し、驚くべきことにグラグラしていた歯は元通りに回復したそうです。

この時先生は、冷えが歯の健康や全身の健康に影響していることを実感されたそうです。冷えとは末梢に血液がいきわたっていない証です。動脈の血流を良くして末梢まで循環させることで歯の健康も守ることができるのです。

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