「最近なんとなく歯が長くなってきた・・」そう感じる方は要注意!歯ぐきが後退してきている証拠です。歯ぐきが後退してくると通常歯ぐきに隠れている歯や根がむき出しになり、病気を引き起こす細菌に感染する部分が多くなってしまいます。治療せずにほっておくと、骨や歯の周りの組織が深刻なダメージを被り、歯が抜けてしまうことにもなりかねません。
歯ぐきの後退を防ぐには、
①1日に2回以上歯磨きをすること。その際に歯のエナメル質を削らないよう、力を入れすぎないこと、がポイントです。そして歯科医院に定期的に通い、クリーニングで汚れを取り除いてもらうことが大切です。
②禁煙しましょう。喫煙はしつこい汚れを歯にためてしまうので、歯ぐきが後退する原因となります。
③歯ぎしりがある人も歯ぐきが後退しやすいので、その場合は歯科医師に相談しましょう。
軽度の歯ぐきの後退なら、歯科医師は汚れを取り除く事で、細菌の感染を防ぎ、歯ぐきに後退を抑えようとします。重度の歯ぐきの後退は、外科処置を必要とする場合があります。歯ぐきの後退を放っておかないでください。