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ブログBLOG

インプラントの基礎知識 6

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!

当院では、最近インプラント治療を選択される方が増えています。当院では、CTを完備しているので、インプラント治療が可能かどうかをCT撮影をすることで、速やかに判断することができます。当院のインプラント治療について詳しくお知りになりたい方は、HPのトップページの「インプラント専門ページ」からお入りください。

今回は「インプラント治療の流れ」についてお話します。当院では、手術を2回実施する「2回法」をとっていますので、それをもとにインプラント治療の流れをお伝えします。

①事前の検査
口腔内写真やX線写真、CTなどを撮影し、あごの骨の状態なども調べます。当院では,それらの検査に加えて専任の看護師による血液検査も行い、全身の健康状態を調べてから治療に望みます。

②術前の治療
インプラントを埋入する前に、虫歯や歯周病がある人は、その治療を優先させましょう。歯周病を放置したままインプラントを入れてしまうと、炎症で土台となる骨がとけ、インプラントを抜かなければならなくなります。また、ヘビースモーカーの方も、できれば禁煙しておきましょう。

③1次手術(1日で終了します)
部分麻酔をして行いますので、ご安心ください。当日の痛みの程度などは、実際に経験された方にお伺いすると、「歯を抜くのと同じぐらいだった」「親知らずを抜いたときのほうが痛かった」と人それぞれです。所要時間はインプラント1~2本で、約2時間ですが、本数によって、多少前後します。部分麻酔をして、歯肉を切開し、顎の骨を露出させた後、ドリルで穴をあけます。そしてそこにインプラント本体を入れ、歯肉をもとのように縫い合わせ、インプラント本体を埋没させて、1次手術は終了です。その日は、激しい運動や、飲酒、お水での強いうがいはお控えください。約1週間後に抜糸し、インプラント本体と骨が結合するまで3~6カ月待ちます。

④2次手術(1日で終了します)
インプラント本体と骨がしっかり結合したことを専用の器具を使って確認します。結合が確認されたら、いよいよ2次手術です。再び歯肉を切開します。埋入したインプラント本体の頭部を出して、その部分にアパットメントとよばれる土台をセットします。2次手術の時間は、約1時間です。2次手術の最後には、アパットメントを露出させた状態で、歯肉が落ち着くまで、2~4週間待ちます。

⑤型とり
アパットメントに仮歯を装着し、慣れたところで最終歯冠(上部構造)を作るための型を取ります。当院の上部構造は、一切金属を使わないオールセラミックを使用いたします。技工所に出して、精密に作ってもらいますので、一度試作品が出来上がってきます。それを、お口の中で一度合わせて、噛み合わせや、色調、掃除のしやすさなども考慮して、修正し、最終的に完成品を作成させます。最終的な上部構造ができるまで、約1カ月ほどかかります。

⑥完成
最終的な上部構造をセットします。噛み合わせなど問題なければ、完成です。今後は、数カ月に一度の定期的なメインテナンスが必要です。