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ブログBLOG

インプラントの基礎知識 8

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!

当院では、最近インプラント治療を選択される方が増えています。当院では、CTを完備しているので、インプラント治療が可能かどうかをCT撮影をすることで、速やかに判断することができます。当院のインプラント治療について詳しくお知りになりたい方は、HPのトップページの「インプラント専門ページ」からお入りください。

 

今回は、安心して治療を受けるために当院で行っている検査についてご説明いたします。

インプラント治療で最も重要な部分は、手術前に立てる「治療計画」です。治療計画とは、患者の希望を元に、それを実現するにはどんな治療をすればいいかを細かく決めえることです。どの長さのインプラントを使って、それをどんな角度で、どのぐらい深く埋め込むかを、あらかじめ記したものが治療計画です。それをもとに、事前にシミュレーションをしておきます。そうすることで、安全・確実なインプラント治療を行うことができるのです。

当院で行う詳しい検査は、当院のトップページから入れるインプラント専門サイトでご確認いただけます。ここでは、当院ならではの2つの検査について詳しくご説明いたします。インプラント治療を行っている全ての医院がこの2つの検査を行っているとは限りません。しかし、この2つの検査はとても重要なのです。

①血液検査

当院では、インプラント治療を受ける方の全身の健康状態は、まず問診で確認します。今までの病歴や飲んでいるお薬などをお伺いして、現在の健康状態を調べます。そして、それを血液検査で確認します。問診で「病気はない」と言われた方でも、いざ血液検査の結果を見てみると、肝機能がかなり悪い方もいらっしゃいましたので、そういう方は、先にかかりつけの先生で治療をしてもらってから、インプラント治療に入ることにしています。当院では、専任の看護師の方が当院へ来て血液採取してくれますので、負担も少ないです。但し、曜日は土曜日ですので、お願いいたします。

②X線+CT検査

全体的な健康を確認した上で、次に調べるのは、その方が歯を失った原因です。事故なのか、虫歯なのか、歯周病なのかで配慮すべき点が異なります。口の中の型をとり、診断用の模型を作ります。歯列やかみ合わせの型をとり、インプラント診療後に理想的なかみ合わせになるよう、上部構造の設計に役立てます。X線検査では、インプラントを埋め込むのに、顎の骨の高さや量が十分かどうかを調べます。歯の1本1本の内部の状態まで分かるので、欠かすことのできない検査です。そして当院ではさらに詳しくCTレントゲンをとって調べます。CTがある医院はまだ少数です。そういう場合は、大学病院でCT検査をしてもらう必要があります。X線写真は2次元ですが、CTは3次元で口腔内を把握することができます。画像を回転させたりして、あらゆる角度から観察することができるのです。CTを使わないと勘に頼る手術になりますが、CTを使うと設計段階でどこに問題があるかわかります。事前に擬似手術を頭に思い描いて、シュミレーションすることができるのです。安心して治療を受ける、という観点からは、CT検査を併用するほうが望ましいのです。