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【管理栄養士が解説】妊娠中から始める!赤ちゃんの丈夫な歯とキレイな歯並びの土台づくり

こんにちは!千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院で管理栄養士として活動している齊藤舞です。

お腹の中に新しい命が宿り、期待と同時に「体調の変化」や「これからの育児」への不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、赤ちゃんの健やかな成長と歯並びの土台作りは、お腹の中にいる時からすでに始まっています。
今回は、管理栄養士の視点から、妊婦さんにぜひ知っておいてほしい「お口の健康」と「栄養」、そして「生まれてくる赤ちゃんの健やかな発達」について、ギュッと凝縮してお伝えします。
これからの生活に役立つヒントがたくさん詰まっています。3分程で読めますので、ぜひ最後までお読みくださいね。

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1. なぜ「妊娠中のお口のケア」が大切なの?

妊娠中は女性ホルモンの影響で歯ぐきが腫れやすく、出血しやすい「妊娠性歯肉炎」になりやすい状態です。
さらに、歯周病菌の中には女性ホルモンを好むものがいるため、放置すると悪化しやすいのが特徴です。
最近の研究では、重度の歯周病にかかっている妊婦さんは、そうでない方に比べて「早産」や「低体重児出産」のリスクが数倍高まることがわかっています。
歯周病菌が血管を通ってお腹の赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるからです。
「たかが歯ぐきの腫れ」と思わず、安定期に入ったら一度歯科検診を受け、クリーニングを受けましょう。


2. 妊娠中の合併症と食事のポイント

妊娠中は、お母さんの体に大きな負担がかかります。妊娠後期に気をつけたいのが「高血圧」「糖尿病」「貧血」です。
妊娠高血圧症候群
塩分の摂りすぎに注意し、血管を強くするタンパク質や、塩分の排出を助けるカリウム(野菜や果物)を意識しましょう。
妊娠糖尿病
血糖値の急上昇を抑えるために、食べる順番(ベジタブルファースト)や、よく噛んでゆっくり食べる習慣が大切です。
鉄欠乏性貧血
赤ちゃんに血液を送るため、お母さんは貧血になりがちです。レバー、赤身の肉、魚、ほうれん草などに含まれる「鉄分」を、ビタミンCと一緒に摂って吸収率を上げましょう。


3. つわりで食べられない時の対策とお口の守り方

つわりがひどい時は、無理をして「栄養バランス」を考えなくても大丈夫です。まずは食べられるものを、食べられる時に口にしましょう。
冷たいもの、さっぱりしたもの: ゼリーや冷やしうどん、フルーツなどは喉を通りやすいです。
少量頻回: 一度に食べず、小分けにして食べることで胃の負担を減らせます。
水分補給: 食べられなくても、水や麦茶など水分だけはこまめに摂りましょう。
お口のケアの工夫:つわりで歯ブラシを口に入れるのが辛い時は、「小さめの歯ブラシに変える」「ぬるま湯でゆすぐだけにする」「マウスウォッシュを活用する」だけでも効果があります。
吐いてしまった後は、胃酸で歯の表面が弱くなっているため、まずはしっかりうがいをしてお口の中を中和させましょう。


4. 赤ちゃんの「歯」と「顎」の準備は妊娠中から!

実は、乳歯の芽は妊娠7週目頃から作られ始め、妊娠4ヶ月頃からは石灰化(硬くなること)が始まります。
赤ちゃんの歯を強くする栄養素
タンパク質: 歯の土台になります。(肉、魚、卵、大豆製品)
カルシウム・リン: 歯を硬くします。(乳製品、豆乳、小魚、海藻)
ビタミンA: 歯のエナメル質を作ります。(にんじん、かぼちゃ)
ビタミンD: カルシウムの吸収を助けます。(きのこ、鮭)
お母さんが食べたものが、そのまま赤ちゃんの丈夫な歯を作る材料になります。

5. 生まれてすぐから始まる歯並び予防

「歯並びは遺伝だから仕方ない」と諦めていませんか? 実は、歯並びの良し悪しには「お口の機能(呼吸、飲み込み、舌の動き)」が大きく関係しています。
おっぱいを吸う力は「天然の矯正」
赤ちゃんがおっぱい(または哺乳瓶)を一生懸命吸う動きは、顎を正しく発達させるためのトレーニングです。
正しく深く吸うことで、舌が上顎にしっかり押し当てられます。
これにより上顎が横に広がり、将来永久歯がきれいに並ぶためのスペースが確保されます。
正しい舌の動きができるようになると、自然と「鼻呼吸」が身につきます。
よく眠り、よく育つために
口腔機能が整い、鼻呼吸ができるようになると、睡眠の質が格段に上がります。
「夜泣きがひどい」「眠りが浅い」という赤ちゃんの中には、実はお口の機能が未発達で呼吸がしにくいことが原因の場合もあります。
しっかり吸って、しっかり鼻で息ができる。 これが、赤ちゃんの健やかな成長(寝る子は育つ!)の基本なのです。


6. お腹が重くなってきた時の姿勢と、抱っこ・哺乳のコツ

シムス位: お腹が大きくなってくると腰痛や息苦しさを感じることが増えます。寝る時は、左側を下にして横向きになり、上の足を軽く曲げる姿勢が、お腹の大きな血管を圧迫せず楽に過ごせます。
赤ちゃんを抱っこ・哺乳する時の姿勢
赤ちゃんが生まれた後の「姿勢」も、実はお口の発達に影響します。
授乳の姿勢: 赤ちゃんがのけぞったり、首が変な方向に曲がったりしていませんか?
お母さんの体と赤ちゃんを密着させ、赤ちゃんが真っ直ぐな姿勢で楽に飲み込めるように支えてあげましょう。


文責)かつらやま歯科医院 院長 歯学博士 葛山賢司

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