ようこそ、かつらやま歯科医院へ!葛山祐子です。
昨日新聞からこんな記事を見つけました。ベストセラー「おかれた場所で咲きなさい」の著者渡辺和子さんのお話が掲載されていましたが、渡辺さんは子供時代とても厳しくしつけられたそうです。
言葉遣いや行儀作法、社会常識的なものなどを厳しくしつけられたそうですが、特に着るものについては一切、ぜいたくは許されなかったそうです。渡辺さんが「こういうものが欲しい」と言っても、お母様が、「あなたは今持っているもので十分だから」と言われたそうです。続けてお母様は「不自由をすることが、やがて自由になることになるから」とも言われたそうです。
そのほか、足をきちっと揃えて座ることや、口答えは一切許されなかったそうです。時には黙って受け止めるということも教えてくれたそうです。我慢、努力、不自由、この三つを繰り返し、大事なこととして教えてくれたそうです。
「我慢しなさい、努力しなさい、不自由をいとわないようにしなさい。その三つのことが、やがて思うままにならない世の中に出たとき、きっとあなたを助けてくれる。」と。
自分の子育てを振り返った時、この三つのことが大事だとわかっていても、ついつい妥協してしまったこともあったと反省させられます。または、教えさとすのではなく、脅かしによって決着をつけてしまったこともありました。
この三つの中で順番をつけるとしたら、まず努力。自分がこうしたい、と思うことがあればまず努力しないといけません。ただ、努力したからといってすぐに願いがかなうとは限りません。
時には、何年もかかるかもしれません。その不自由さを我慢できるか、そこが成功する人とそうでない人の差だと思います。
自己管理と自己抑制、これが大事ですね。
今から、遅まきながら、子供たちに伝えていこうと思います。