こんにちは、歯科衛生士の森田です(^^)v
今回はお子様のむし歯予防について、大切なことをお伝えします!
みなさんは、むし歯がむし歯菌による感染症だとご存知ですか?(゜0゜)?
大人のお口の中はすでにさまざまな細菌でいっぱいですが、実は生まれたばかりの赤ちゃんのお口に細菌はゼロ!なんです。中でもむし歯菌は歯が大好きなので、歯が生えた頃にまとまった量のむし歯菌が入ってくると、赤ちゃんの歯に張り付いて縄張りを広げ定着してしまいます(;;)こうなってくるとむし歯菌の思う壺!感染して住み続け、悪さをするのです!
さて、この感染源はどこからでしょう??実はお母さんのお口からが約75%、お父さんからが約15%、その他祖父母や保育園の先生などということが分かっているそうです。
更にこのむし歯菌は最初にどこから入ってくるかが大問題なのです!お口が清潔で穏やかなむし歯菌を持っている人から少量もらうのか、それとも凶悪なむし歯菌がいてむし歯に苦労している人から多量にもらうか、これにより赤ちゃんの将来が決まるのです(:ω:)!
しかし、今日色々なところで食器具の共有(例えばスプーンでふうふうして唇で温度を確認してあーんと食べさせる)などについて注意が促されているかと思いますが、こういったことや、キスなどのスキンシップは赤ちゃんにやけどをさせない、赤ちゃんとコミュニケーションを図る、などの上で大切なことともいえます。
もちろん気をつけるという必要はありますが、あれもだめこれもだめと制限され生活するには、大変な努力が必要です。
そこで、ご提案したいのが、ご両親の口腔ケアです!!!
感染源であるご両親の口腔環境を改善しておけば、赤ちゃんに例えうつってしまっても、凶悪なむし歯菌が大暴れする心配は軽減します(^ω^)♪
当院では菌を減らしたり、悪さをしにくい菌に変えるものとして「POICウォーターという除菌治療水」や「キシリトール100%ガム」、「歯科医院で行うPMTC(除菌クリーニング)の受診」を推奨しています☆
また、口内環境検査というむし歯リスク検査をおこなっています!その方にあった予防方法を考え予防の近道をご提案いたします!
楽しく子育てをするためのひとつとして、一度ご夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか(^^)?
一部歯科雑誌nicoより引用