ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
当院は今年で開院22周年を迎えます。開院以来、徐々に新規設備投資を続け、お越しいただいた方の歯を守るべく、最新治療に取り組んできました。この9月2日にはさらに新しい設備投資を行います。
それは、マイクロスコープ!現在、歯科界で最も注目を集める最新機器です。それをなんと2台も追加導入!!これで、当院のマイクロスコープは合計3台になります。近隣の歯科医院でもマイクロスコープを3台兼ね備えている所はあまりないと思いますが、この追加導入により、当院が推し進める「できる限り削らない、神経を取らない、痛みの少ない治療」を推し進めることができるのではないかと思っています。
前回のブログに引き続き、マイクロスコープを使った根の治療、についてお話しています
マイクロスコープを使用した精密根管治療、マイクロエンド治療の流れとその特長をご説明します。
治療開始前に、高精細CTレントゲン撮影を行います
先にお話しした通り、根の中は複雑で入り組んでいて、しかも人によって本数、形状が違います。その人の根の状態を知るためには、高度で精細な根の審査を行う必要があり、そのために威力を発揮するのが高精細CTレントゲンです。根が曲がっている、根の本数が多い歯は、通常の2次元のレントゲンでは実は正確な情報が得られません。当院では3次元のCTレントゲン完備なので、事前に撮影することで、根の状態を正確に把握して根の治療に臨むことができます。
治療開始前に歯にラバーダムシートをかけます
一度神経の歯が開いてしまったら、唾液が中に入ると細菌感染してしまいます。そこで、ラバーダムというゴムのバリアで歯を唾液から隔離して治療を進めます。ラバーダムシートは患者さんによっては苦しく感じられて、嫌がる方もいらっしゃるのですが、歯を感染から守るためにとても重要な物です。ラバーダムシートをかけての治療に、ぜひご協力をお願いいたします。
マイクロスコープを使用して根の治療を行います
マイクロスコープを利用して根の治療を行うことで、最大倍率24倍の強拡大 で根の治療を行うことができます。拡大して見ることで、根の中がはっきりと見え、痛みや晴れの原因である中の汚れをしっかりと取り除くことができます。加えて、これもとても重要なことですが、最終的に汚れを取り除いた後、再び細菌の侵入を防ぐために、根の先にお薬を隙間なく詰めることができるのです。これもはっきり見えることがなせる技なのです。
プラズマレーザーを使用して、根の中を殺菌します
当院は2015年に千葉市で初めてプラズマレーザーを導入しました。このプラズマレーザーは先端から2000度以上の高温の光を発します。当院はこの強力なレーザーの力を根の治療にも使用しています。マイクロスコープを使用して汚れを取り除いた後、このプラズマレーザーを根の中に照射することで、根に潜む細菌を強力殺菌、消毒して、再発を防ぐことができます。
いかがでしょうか?マイクロスコープによる根の治療は、従来の保険の根の治療と使用する器具、手順などが全く違います。より精細、精密な根の治療で、根の中をきれいにして、その歯を再び長く持たせようという治療なのです。