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ブログBLOG

マスクと口呼吸

こんにちは。
千葉市緑区あすみが丘にあるかつらやま歯科医院、歯科医師の今中です。
今回は「マスクと口呼吸」についてです。

空気が乾燥していくこれからの季節もまだまだコロナの脅威のもと、常にマスク着用の必要性は変わらないと思われます。先日のニュース番組で、マスク着用時と未着用時の口の渇きを実際に20名のアナウンサーが3分間原稿を読み比べ、4割、8人がマスク下での方が口が乾くと述べていました。意外ですね。マスクの息苦しさの為に口呼吸をしてしまい、その結果口が乾くという現象を起こしていると思われます。マスクは感染予防の為に着用するのが目的ですが、最近では口呼吸が引き起こす、色々な感染、病気の危険性が多くの本や、メディアで取り上げられていて、矛盾する効果を引き起こしかねないのです。

では、なぜ口呼吸は危険、「口呼吸から鼻呼吸に戻すだけで万病が治る。」と、言われるのでしょうか。実は、哺乳類の中で口呼吸をする動物は人間だけで、最大の欠点だそうです。「鼻」だけが、本来の呼吸器官であり「口」は、消化器官の入り口である。人間も母乳を吸う時の赤ちゃんは全て口呼吸のみで行い、かたことの言葉を話し始めると、徐々に口呼吸を覚えるそうです。

【鼻呼吸の6つの素晴らしい機能】
①空気清浄器の機能
②吸った空気を加湿、加温する機能
 鼻は吸気を湿度95%まで加湿する働きがある。
③呼気を冷却、除湿する役目
寒い日に見られる白い息から分るように、口から吐いた息では、身体の水分と共に熱エネルギーも失ってしまっています。
④ウイルスや細菌の毒性や発病力を弱める機能
⑤気道抵抗の機能
鼻呼吸は腹式呼吸がその典型でそれだけで口呼吸より体幹を鍛えている。
⑥「鼻サイクル」(ネイザルサイクル)の機能
 2~3時間おきに常にどちらか片方の鼻で息をして、片方を休ませている。

口呼吸はこれらの機能がなく、口の中の歯垢(細菌)、ウイルスなどが無防備に扁桃腺(むき出しになつたリンパ腺)を通過し、直接肺に送り込まれるそうです。

さあ、コロナウイルスだけでなく、多くのウイルスに対する口呼吸の危険性がご理解いただけましたか?マスク着用で安心せず、マスク下で自分の呼吸は鼻呼吸出来ているだろうか?口呼吸になっていないだろうか?今一度確認し、時々意識して呼吸してみてはいかがでしょうか?実は、日本人の70%は口呼吸をしているそうです。(あっ、私だけではない!少しほっとするデータですね)普段からの鼻呼吸への意識づけと共に、ぜひ、していただきたいのが、歯科医院で受けるプロフェッショナルの歯のクリーニングです。口腔内の悪い細菌の量を出来る限り減らしておくことが、口呼吸のリスクを軽減する最大の対策です。この冬を、みんなで知恵を絞り、気遣いをお互いがする事で健康に乗り越えられると信じています。