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ブログBLOG

歯科医院によつて同じ治療でも変わる!詰め物の精度

千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、歯科技工士兼アシスタントの岡廻です。
当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。このブログは4分で読めます。


今日は歯科技工士の視点から、歯科医院よって全然違う歯の型取り、その後技工所に技工物(詰め物)の作製をお願いするまでの流れをご紹介します。

歯科技工士の視点から見た歯科治療

なぜなら、私たち技工士は残念ながら患者さんの口腔内にて直接かぶせ物を作ることができないからです。模型が私達技工士にとって患者さんであり、この模型は100%印象(型取り)に依存しています。この印象、模型が既に歪みを持っているとすれば…どんなに模型上で数ミクロの適合(歯と詰め物との接着面や線)を目指し時間かけたところで、実際の口腔内では、隙間が空いた物だったり、入らない物だったりするわけです。

具体的に言えば、詰め物を歯につける接着剤の層は髪の毛0.06~0.09mmさらに10分の1の5〜10ミクロンです。ミクロの世界での物作りの土台を扱っているという自覚がある医院とそうでない医院とでは、当然同じ治療を受けたとしても出来上がってくる詰め物の精度、その後の口腔内での持ちの良さ、更には「2次う蝕」と呼ばれる詰め物の下で起こる更なる虫歯の危険性が全然変わってきます。


歯の型取り材料にも種類がある

 

皆さん歯医者さんに行き治療を受けた時、「歯の型取り」という経験をされた事はございませんか?

型取りの材料には、『寒天+アルジネート』と呼ばれる水で練り口の中で2分ほど硬化するのを待つものと『ラバー』と言って2種類の材料が合わさる事によって硬化する物が有ります。

この度は、前述の『寒天+アルジネート』印象につてお話します。こちらは保険治療によく使われる材料なので、経験した事がある方も多いのではと思います。

水で練るという事は、ミクロの精度の世界では、明らかに水に浸けっぱなしだと膨張し、乾燥してしまうと収縮します

印象に流す石こうにも粒子のキメ、硬さに違いがある


歯型模型を作る石膏には、大きく3種類あります。
普通石膏→硬石膏→超硬石膏とい順番にキメがこまやかになり、硬さ、強度が強くなり、コストも上がっていきます。
普通、一般的に保険の治療では、型取り1回、硬石膏、手が空いた時に型取りした印象に石膏を盛るというのがどこの歯科医院でもされていることだとおもいます。
私が以前勤めていた歯科医院では、午前午後の1日2回にまとめて石膏を流し模型を作っていました。
型取りは1回だけ、最も精度の良く、高価な『超硬石こう』は自費治療だけに使われ、保険治療では『硬石こう』それが当たり前だと思っていました。

かつらやま歯科医院では、保険診療でも、必ず2回型取りをし、直ちに『超硬石こうで模型を作ります。これを実行する為に、当然ドクターもアシスタントも2倍忙しくなりますが、少しでも優良な被せ物を提供する為に、コスト、労力を度外視しています。

この事は医療に携わる者として私自身生き返らさせてもらえた気がします。



歯についてお悩みの方は千葉市緑区、土気駅徒歩5分、かつらやま歯科医院までご相談ください。特に「根の治療」「小児歯科」「予防歯科」に力を入れ、できる限り「痛みの少ない」「削らない」「歯を残す」治療を目指しています。

初診のお申し込みは以下のWEB予約から:https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=995 文責)院長 葛山 賢司

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