かつらやま歯科医院は、千葉市の妊婦、産婦検診を行っています。お忙しい時だからこそ、歯科検診を受けて、ご自身とお子様の歯を守りませんか?ただ、妊婦・産婦さんが気になるのは、歯科治療の麻酔薬や飲み薬、レントゲンの被ばく量。赤ちゃんへの影響は、薬剤の朱里や妊娠期により異なります。
千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、事務長の葛山祐子です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。
また院長の他に歯科医師が2名います。女性歯科医師もいますので、妊婦健診、産婦健診、小児歯科・予防歯科にも力を入れています。
かつらやま歯科医院スタッフ一覧
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★歯科の局所麻酔は大丈夫?
一般的に使われている歯科治療の麻酔はリドカインと言われ、無痛分娩や帝王切開にも使われ、妊娠全週で問題なく使用できる麻酔薬です。通常量を使っても全く問題ないといわれています。
一方プロピトカインという麻酔薬には、子宮を収縮させ分娩を促進させる作用があるため、妊娠後期の妊婦さんには使用しません。
当院の場合、妊婦さんの歯科治療は、どうしても痛みがひどく我慢できない方を除いて、原則行いません。お母様のお体とお子様への影響を一番に考えるからです。
まずは口腔内を診断し、その後は歯石取りを行い、歯ぐきの状態を検査します。本格的な検査・治療はご出産後行います。
★歯科でもらうお薬は大丈夫?
お薬の安全性については、お腹の赤ちゃんに実際に試してみるわけにはいかないため、確認されているお薬はありません。歯科では、比較的安全性が高いとされるお薬を、その効果が赤ちゃんへの影響を上回ると判断した場合に限り、必要最小限の処方をしています。
♪抗菌薬
比較的安全性の高いのがペニシリン系やセファム系の抗菌薬です。ペニシリン系やセファム系の抗菌薬にアレルギーがある方には、マクロライド系の抗菌薬が次の選択肢となります。
いずれも治療上の効果が、お腹の赤ちゃんへの影響を上回ると判断される場合に、最小限を処方します。
♪鎮痛剤
比較的安全に使用できるとされているのがカロナール、アセトアミノフェンです。「妊娠中比較的安全に使用できる」とされていますが、痛みがありどうしても必要な時にだけ、最小限を処方します。
★歯科のレントゲンは?
歯科のレントゲン撮影は、歯や歯ぐきや歯を支える骨の中に隠れていて見えない虫歯や歯周病を把握し、ピンポイントで治療をして最大限の成果を上げるために行う、とても重要な検査です。レントゲン撮影無しの治療は、暗がりを手探りで歩くようなもの。
精度の高い治療が困難になってしまいます。
歯科のレントゲン撮影の放射線量は、歯科用デンタルレントゲン撮影1枚につき約0.008ミリシーベルト。パノラマレントゲン撮影1枚につき約0.001ミリシーベルト。
日本に住んでいる人が1年間に浴びる自然放射線量は約2.1ミリシーベルト。デンタル放射線量はその1/262.パノラマレントゲンも1/210にすぎません。
私たちは毎年、デンタル262枚分の自然放射線量を浴びているわけですが、そこにデンタル1枚分が加わったとしても、263枚に増える程度です。
「50ミリシーベルト未満の放射線量であれば、おなかの赤ちゃんへの影響と被ばく量との間に関連は認められない」(産婦人科診療ガイドライン)とされており、この基準と比べても、以下に歯科のレントゲンの放射線量が少ないかがご理解いただけるのではないかと思います。
当院では、妊婦さんにレントゲン撮影をする際は、必ず防護エプロンを2重にかけて行っていますので、どうぞご安心ください。
★赤ちゃんのためにも歯科検診を受けましょう!
妊娠は女性にとってお口の健康の曲がり角です。妊娠中はお口の健康を保ちづらい条件がそろうので、お口の悩みが生じやすいのです。
この時期に歯科にかかって改善しておけば、大抵は歯科指導や小さな処置で事なきをえられます。当院へ妊婦・産婦検診でお越しになる方はたいていそうです。
ところが多くの方が、お腹の赤ちゃんを気遣うあまり必要な受診を避け、お口の悩みをついそのままにしてしまいます。
しかも出産後は、子育ての忙しさで自分のことは後回しに。気づいた時には大掛かりな治療が必要になるほど悪化しているケースが後を絶ちません。
もう一つ忘れてはならないことがあります。それは「妊婦さんのお口の健康は、自分のためだけではない」ということ。
妊婦さんのお口の健康は「お腹の赤ちゃんの育ちや、将来のお口の健康に直接的・間接的に影響する」のです。歯周病の炎症は、お腹の赤ちゃんの成長に影響し、早産を引き起こす可能性が高くなります。
また、お母さんのお口のケアが不十分で虫歯菌がたくさんいると、生まれてきた赤ちゃんのお口に虫歯菌が移りやすく、お子様の生涯の虫歯リスクを決定づけてしまいます。
「母子健康手帳」をもらったら、ぜひ「妊婦歯科検診」を受け、活用してください。そしてこの検診をきっかけに、かかりつけの歯科医院をもって、ご自身の歯とお子様の歯を守ってください!
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文責)葛山賢司
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