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ブログBLOG

HP“プチ”リニューアル+おススメ本

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!葛山祐子です。

タイトルにもあるようにHPを“プチ”リニューアルしています。プチとはすなわち、少しずつリニューアルしているということです!(^^)!お気づきの方もいるかもしれないのですが、「当院の3つのお約束」というトップページの一番上の所がまず変わっています。このブログでも紹介したのですが、以前は「患者様にベストのサービスを尽くします」だったのですが、それを「6つのカウンセリング行います」にしました。ここを変更した背景には、私が行っている「初診カウンセリング」に基づく体験がとても大きいです。最近、初診カウンセリングを行っていると、本当に「ありえない!」と思える歯科医院側の態度を良く耳にします。例を挙げると、「歯科医師がテレビを見ながら診療していた。」「妹と間違って診療された」等が最も唖然とした例ですが、それ以外にも「のけぞるほど痛かったのに、治療に関して何の説明もなかった。」など「説明がなかった。」という話も良く耳にします。患者様は、長く待たされたり、痛かったりするのはもちろん嫌なのですが、それ以上に、説明がなかった、つまり歯科医院側とのコミュニケーション不足で不満を持たれる、ということが、初診カウンセリングを通じて分かってきたのです。だtったら、当院ではそこのところを有り余る(?)コミュニケーションで補おうではないか、と考え実行しているのが、先の6つのカウンセリングなのです。当院で行っている初診カウンセリングは本当に患者様に喜ばれていると感じます。なぜなら、何人もの方から、「初めてのときに、ここまで話を聞いてくれる、説明してくれる歯科医院はなかった。」というお言葉を頂くからです。当院で働く全スタッフが肝に銘じておかなければならない言葉だと思います。

おススメ本   最近再び読書熱が私を襲っています。そのきっかけは、斉藤孝氏の「読書力」という本を読んだからです。彼は、「読書はコミュニケーション力を鍛える」と言っています。読書をしていると、色々な人間が出てきますよね。実生活ではお目にかかることのできない『ものすごく意地悪な人」や「だらしない人」「お酒におぼれている人」「殺人者」など様々です。読書をすることで、人間を見る目が養われるのです。そうすると、人間に対して理解力が深まり、ある種の「寛容さ」が生まれてきます。それがコミュニケーション力を高めるのだと思います。私も読書をするようになってから、スタッフに対して「心のゆとり」や「寛容さ」が生まれたような気がします。人間すぐには成長しないよね、長い目で見ないとね、という・・・。これは諦めではありませんよ、念のため(苦笑)

ところで、おススメ本ですが、斉藤孝氏の「読書力」の中に出てくる、「こんな私でも泣けました」の中から、「飛鳥へ そしてまだ見ぬ子へ」です。とにかく読んでみてください。世界が変わります。病気とはこんなに恐ろしいものなのか、ということと、なぜこの先生だけこんなに苦しまないといけないのか、そして「あたりまえ」のありがたさが身にしみます。ただ、この本の中で医療従事者が心しておかなければならないことが出てきます。この著者の母親がやはり病気になり医者にかかったのですが、その医者がとある薬を処方したために、著者の母が耳が聞こえなくなってしまったのです。その母親が「その薬をやめてくれ」といったにもかかわらず、です。この著者はこう結論付けています。「この医者には患者を治したい、という気持ちがあったことは間違いない。ただ、そこに気の緩みがあった。気の緩みがあると、医療はとんでもない間違いを引き起こす、ということを心しておかなければならない。」これは、とても重い言葉だと思います。私たち医療従事者がかみしめなければらならいことだと思います。「気の緩み」いや「自分のやっていることは間違いない」といううぬぼれ、自負、そういったものにとらわれてはいけないのですね。医者がもちろん間違いがあってはならないのですが、常に、「自分のやっていることは正しいのか?」と検証する姿勢を忘れてはならないのだと思います。

ということで、おススメ本でした(*^_^*)お時間があれば、ぜひ読んでみてください!