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歯科マメ知識のコーナーの今月のテーマは「フッ素の力」です。前回は、フッ素ってなあに?ということでフッ素について説明いたしました。今日は、「フッ素ってどんなふうに効くの?」についてお話します。
健康な歯は、虫歯の出す酸によってとけたり(脱灰)、唾液の中のミネラルによって修復されたりしながら(再石灰化)、バランスを保っています。ところが、脱灰が多く再石灰化が足りない状態が続くと、虫歯が出来始めてしまうんです。こんな歯の修復を助けるのがフッ化物。フッ化物には①葉が修復されるスピードが早くなる②修復された歯の結晶が、元の歯の結晶より固く丈夫になる③抗菌作用が有り、虫歯菌の働きを抑える、という3つの働きがあり、虫歯予防に大変役立つのです。