ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
今回の「歯科豆知識」は「入れ歯」についてです。
先日、入れ歯についてご質問をいただきました。
Aさんとおっしゃる 入れ歯を長い間お使いの方からです。
「気がついたら、毎年のように入れ歯をつくり直しています。
もう何個作ったかわかりません。
どうして、入れ歯ってしばらくすると
合わなくなるのでしょうか?」と。
確かに不思議ですよね。
作ったときは
合っていたはずが、
時間とともに
合わなくなってしまう。
実はこれ理由があるんです。
しっかり噛めない状態が
長い間続くと、
あごの骨がやせて、
減ってきてしまうんです。
どれくらい骨が減るかというと
2年で1ミリとも言われています。
この骨がやせた分、
入れ歯が不安定になる、
っていうことがおこります。
だから定期的に
作り直しが必要になります。
自分の歯と
ほとんど同じように
噛める治療方法として、
取りはずさなくてもいい
埋込式のインプラント
というのもあります。
入れ歯の期間が長く、
骨がやせてしまってから
インプラントにしようと思うと、
今度は骨を増やす過程が必要になり
その分、
負担が増えてしまうんですね。
もし、
いつかそのうち
インプラントにしたいなぁ、
と思われるのであれば、
やるのであれば早い方が、
お体にもお財布にも負担が軽いです。
今回は歯科知識のご紹介でした。
次回もどうぞお楽しみに!