千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、歯科衛生士の横山です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。
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★スポーツドリンクと虫歯の関係
7月に入り、気温も高い日が続いていますね…。スポーツの後や、熱中症対策にスポーツドリンクを飲む機会も増えてきていると思いますが、スポーツドリンクが虫歯に影響することを皆さんはご存じですか?
スポーツドリンクはイオン飲料とも呼ばれ、効率的な水分補給を行うために必要な電解質(塩化ナトリウムや塩化カリウム)、糖質が含まれています。汗をたくさんかく夏の水分補給に優れた飲み物と言えます。ですが、ここで注目していただきたいのが、スポーツドリンクの中に含まれる砂糖の量です。
メーカーによって多少違いはあると思いますが、500ml中に約30gの砂糖が含まれています。角砂糖だとなんと8個分の量の砂糖!意外とたくさん入っているんです。
★スポーツドリンクの酸性度
また、スポーツドリンクが虫歯に影響する理由は砂糖だけではありません。もう一つは「酸性度の高さ」が影響しています。スポーツドリンクには、味の調整や保存性の向上を目的にクエン酸やアミノ酸、酸味料などが含まれています。
そんなスポーツドリンクのpHは3.5です。数字が1に近いほど酸性度は高いので、意外とスポーツドリンクは酸性度が高いことが分かります。そして、歯が溶け始めてしまうpHは5.5です。なので、スポーツドリンクを頻繁に飲むことで、歯が溶かされ脱灰し、虫歯を発症させてしまうリスクが高まるのです。
また、スポーツドリンクは液体で歯と歯の間にも入りやすいため、歯間部の虫歯を誘発しやすい危険性もあります。
以上のように、歯に悪影響な要素が多いスポーツドリンクですが、特に、お子様のスポーツドリンク摂取はより虫歯のリスクを高めてしまいます。お子様のお口の中の乳歯や、生えたばかりの永久歯は大人の永久歯に比べると酸に弱いです。
そこに、酸性度が高く、虫歯の原因となる砂糖を多く含んだスポーツドリンクが頻繁に供給されてしまうことで、虫歯を発症させやすくなってしまうからです。
★スポーツドリンクによる虫歯を防ぐために
スポーツドリンクを飲まないようにすることも一つの方法ではありますが、熱中症対策やスポーツ後の効率的な水分補給のため摂取を完全に断つことは難しい方ももちろんいらっしゃると思います。
そこで行っていただきたいことは、スポーツドリンク摂取後は水でお口をゆすぐということです。これを、ぜひ行ってください。
もしくは、スポーツドリンクのあと水やお茶を飲んでください。そうすることで、お口の中にスポーツドリンクが残らず、虫歯リスクも軽減されます。
★フッ素で歯を石灰化!!
脱灰してしまった歯を再石灰化して質を強くしてくれる効果のあるフッ素。毎日の歯磨きに、フッ素配合歯磨き剤を使って虫歯予防しましょう。
歯磨き剤「チェックアップ」はフッ素量1450ppmで、低研磨性で歯にも優しく、低香味・低発砲性なのでうがいの回数も少なくできてよりお口の中にフッ素を多く残せます。
お子様用の「チェックアップkodomo」(フッ素量950ppm)もありますので、ぜひご家族皆さんで虫歯予防!
歯についてお悩みの方は千葉市緑区、土気駅徒歩5分、かつらやま歯科医院までご相談ください。特に「根の治療」「小児歯科」「予防歯科」に力を入れ、できる限り「痛みの少ない」「削らない」「歯を残す」治療を目指しています。またお母様の治療中、お子様をお預かりする託児サービス「キッズサービス」もございます。初診のお申し込みは以下のWEB予約から:https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=995
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