千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、歯科衛生士の高梨です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。
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はじめに…
歯の表面にはエナメル質という層があり虫歯菌から歯を守っています。ですが、乳歯は永久歯よりもエナメル質が薄く、厚さは2分の1程度しかありません。そのため、乳歯は虫歯になると進行が早いです。
フッ素配合歯磨き剤でむし歯から守る!
フッ素配合の歯磨き剤は、毎日のお口のケアに欠かせません。むし歯予防が期待できる重要なアイテムです。フッ素配合歯磨き剤をより効果を発揮させる使い方をお伝えします!
その前に、フッ素がもたらすむし歯予防の効果とは…?
①歯質強化
フッ素が歯の表面にあると、虫歯菌が酸を出しても歯が溶けにくくなります
②再石灰化を促進
初期の虫歯では、カルシウムやリンなどのミネラルが葉から溶け出します。しかし、フッ素が歯の表面にあるとそれらのミネラルを歯に戻す働きがあります。
フッ素の効果を高める使い方!
①推奨濃度のフッ素配合歯磨き剤を使用する
年齢によって推奨されているフッ素の濃度と使用量があります。
②歯磨き剤は適正な使用量で使用する
歯磨き中に唾液によって少しずつ薄まってしまいます。なので、使用量が少ないとフッ素の濃度が低下して効果が発揮できなくなってしまいます。
③歯磨き剤をむし歯になりやすいところに行き渡らせる
奥歯の噛み合わせの溝、歯と歯茎の境目、歯と歯の間、がむし歯になりやすいところです。歯ブラシで歯磨き剤を届けてあげましょう。
年齢別、フッ素配合歯磨き剤の使用量と濃度!
<歯が生えてから2歳>
使用量→1〜2mm程度(米粒程度)
フッ素濃度→1000ppm(製品では900〜1000ppm)
<3〜5歳>
使用量→5mm程度(グリンピース)
フッ素濃度→1000ppm(製品では900〜1000ppm)
<6歳〜成人、高齢者>
使用量→1.5cm〜2cm程度(歯ブラシ全体)
フッ素濃度→1500ppm(製品では1400〜1500ppm)
フッ素を上手に活用して乳歯をむし歯から守りましょう!
文責)葛山賢司
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