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ブログBLOG

マネージャー、サブマネージャー誕生!!

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!葛山祐子です。

1月に入ってから、昨年12月にアップできなかった昨年の話題を立て続けに書いてまいりましたが、皆様お待たせいたしました。やっと今年起きた出来事をお話させていただけるときが参りました!(大げさですね~)

昨年から考えていたことは、今年は「スタッフの手によって運営される病院を作りたい、スタッフ関の組織編成に取り組みたい」ということでした。組織編成と言っても、それほど大人数の病院ではないので、○○部、○○部などに分けられるわけではないのですが、一番はスタッフの中から、スタッフをまとめるマネージャーを選びたい、ということでした。

今までそのマネージャー職を、私は曲がりなりにも努めてきました。マネージャーの役割の一番主なものは、院長とスタッフを結ぶ橋となり、その両方が、仕事に対するやりがいを感じて、生き生きと働ける環境を整える、事だと思っています。その目的に照らして、昨年私は、スタッフに今年の目標を掲げてもらい、それに対して仕事の年間スケジュールを組んでもらい、定期的にスタッフとミーティングを重ねて、スタッフがその目標を実現できるようにアドバイスし、最後に感謝祭でみんなの前で発表できるまで年間を通してサポートし続けてきました。その職に携わって1年を通して感じたことは、この仕事はとても楽しい!ということです。スタッフの目標達成のお手伝いをすることはとてもやりがいがあります。スタッフの成長を間近で見ることが出来るからです。スタッフの行動の一つ一つに、その背後にあるそのスタッフの思いを感じることが出来るのは、定期的にスタッフと話し合いの場を持っていなければ出来ないことです。と同時に、感じたことは、「この楽しい仕事を私が一人占めにしていてはいけない!このマネージャー職に私とは違う新しいやり方を取り入れるためにも、スタッフの成長を促すためにも、しかるべき人にこの職を引き継いでもらおう。」ということです。

去年1年を通じて、スタッフが発した言葉の中で私が一番うれしかった言葉は、昨年1年を通して成長目まぐるしかった歯科衛生士の山田が発した言葉、

「来年の目標は、頼られる人になりたい!ということです。」

です。歯科衛生士専門学校の実習生として、当院で実習を始めた時の山田は、確かに背は高かったものの、進んで人を引っ張っていくようなタイプには見えなかったのです。でも、彼女にはいつも明るい笑顔がありました。弾けるような若さがありました。きっと、このかつらやま歯科医院を明るくしてくれる”希望の星”になるに違いない、彼女の実習が終わりに近づくにつれ、私はそう確信するようになっていったのです。ですから、彼女が就職先を探すころに何度かこちらから電話をして、「ぜひ当院へ来て下さい!」とお願いをして、現在に至っています。あの山田が、あの大きくて小さな”唯ちゃん”が「頼られる人になりたい」と言ってくれるとは・・・

恐らく彼女は病院のためを思ってそう言ってくれたのだと思います。12年勤務した主任が退職した後は、入社間もないスタッフが多く、それらのスタッフをリードしてくれる人材がいませんでした。だれかがチームを引っ張らないといけない、山田はそう感じてくれたんだと思います。だからこそ、「頼れる人になりたい」と自ら目標を掲げてくれたのだと思います。

そう目標を掲げてくれた以上、頼ってしまおう!!そう考えた私と院長は、山田にマネージャー職を任せることにしました。年末のミーティングで山田に意思を確認したところ、戸惑いながらも「精一杯やりたいです。」と答えてくれました。よし、よし。それでは、その山田と、山田を支える佐竹の就任式を行わなければいけない、と私は考えました。でも、ただ任命するだけでは面白くない。彼女たちをサプライズさせるにはどうしたらよいか???

以下、実際の当日の流れです。

私:では、今年は唯さんにマネージャーを、由紀さんにサブマネージャーをお願いします。

(全員拍手)

私:これから就任式を行います。院長お願いします。

(院長二人に辞令を手渡す)

私:さて、辞令も渡ったところで、二人にはこれからある課題をクリアしてもらいます。それはまず目隠しをしてもらい、二人三脚でスタッフルームから待合室まで来てもらいます。院内に4つのキーワードがどこかに貼られています。それを他のスタッフが見つけて、二人に教えてあげてもらいたいのです。二人は他のスタッフの声を頼りに、そのキーワードをとり、待合室まで戻ってきてください。

(全員:エー、悲鳴が上がる)

(山田と佐竹は目隠しをして二人三脚、他のスタッフが二人が転ばないように周りで見守り、更にはキーワードのありかを教える。)

(山田と佐竹が待合室に入ってくる。)

私:ご苦労様でした。無事に4つのキーワードを持って帰りましたね。では、ここで目隠しを外してください。

(二人目隠しを外す、目の前にあるホールのバターケーキにろうそくが灯され「マネージャー、サブマネージャー就任おめでとう」と書かれたものを目にする)

山田、佐竹:ワーすごい!!!ありがとうございます!!!!

と、このような感じで進んだのです。写真がないのでおわかりにくくて申し訳ありません。なぜ、このようなことを行ったかというと、今年はマネージャー、サブマネージャーが中心となって院内をリードしていかなくてはなりません。でも、二人は初めての経験なので、手探りで進みます。(ちょうど目隠しをしているように)二人が無事にゴールまで辿り着くためには、他のスタッフの支えが必要なのです。その過程のイメージをより強力に全員に持ってもらうために、一つのシュミレーションとしてこの課題を行いました。

終わった後のスタッフの感想です。

「楽しかった!」

It’s Fun!

これも今年のキーワードの一つです。