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ブログBLOG

6月特集~口臭の原因~

ようこそ、かつらやま歯科医院へ!

6月の歯科マメ知識のテーマは「口臭」についてです。でも、口臭について話すには、口臭の原因となる「歯周病」について話す必要があります。前回に引き続き、もう少し「歯周病」のお話をします。

「歯周病になると口の中はどうなるの?」

●歯周病になると歯茎に炎症が起き始めます。しかし、ほかの病気と違って、歯周病はとてもゆっくりと進行します。そして、最初は痛みなどがありません。ちょっとむずがゆいかな?程度です。炎症が起きていると歯茎から出血することがありますが、ただ、痛みはありません。それで、ついついほおっておくと、最後には歯がグラグラし始めます。そこで、多くの方が「おかしい!」と気づき、歯科医院へ駆け込むのです。だから、歯周病は「サイレント・ディジーズ」と呼ばれています。静かに進行する病気、という意味です。

●歯周病の始まりは「歯肉炎」です。歯肉炎は、歯茎が赤くなり、場合によっては少し腫れる程度です。歯肉炎は、歯茎に炎症が起きているから起こります。炎症というのは、実は、菌や菌の出す毒に対して、体の中にいる「免疫」が怒っている証拠です。