ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
当院では、最近インプラント治療を選択される方が増えています。当院では、CTを完備しているので、インプラント治療が可能かどうかをCT撮影をすることで、速やかに判断することができます。当院のインプラント治療について詳しくお知りになりたい方は、HPのトップページの「インプラント専門ページ」からお入りください。
「手術後の問題点はあるのか?」
手術後、手術が元になって起こる病気や症状を「術後の合併症」といいます。インプラント手術にも合併症の可能性があります。かつらやま歯科医院では、手術前に「手術同意書」にご署名いただきますが、その際に、手術後に起こりうる合併症についても、丁寧に説明頂き、ご理解頂いています。
まず合併症で代表的なものに「感染」があります。口の中はもともと雑菌が多い場所ですが、インプラント治療を受ける患者さんは歯周病や虫歯で歯を失っているケースが多く、口の中の状態が衛生的とは言えません。インプラントの手術では歯ぐきなどを切開しますので、できが傷口に口腔内の雑菌が入り込むと感染が起こり、腫れたりします。1次手術後の腫れは多少であれば誰しも起こりうる可能性があり、それは時間の経過とともに収まってくるのが普通ですが、一方で感染が原因の腫れは、次第に症状が悪化するのが特徴です。これにより、インプラント体に拒絶反応が起こり、通常であれば2~3ヶ月で骨としっかり結合するはずのインプラント体が、結合しなくなってしまうのです。
当院でも、ごくまれに感染をおこされる患者さんがいらっしゃいます。その場合は、当院では専用の器具を使って骨とインプラント体が結合したかどうかを確認しますが、一定の時期が過ぎても結合しない場合は感染が考えられるので、インプラント体を抜き、再度埋入する場合もあります。しかし、これは患者さんに多大な負担をかけてしまうので、出来る限り行いたくありません。ですから、感染は極力防がなくてはならないのです。
そのため、当院は院内感染対策を万全におこなっています。まずは、手術前に患者さんのお口の中をPMTCクリーニングで清掃します。これでかなり口腔内は綺麗になります。それから手術前の間、ご自宅でうがいの目的で使用していただくPOICウォーターをお渡ししています。これは院内のすべてのお水と同じもので(濃度は違います)、口腔内の雑菌を殺菌する効果が抜群に高いので、これでうがいをしてもらうことにより、手術までの間口腔内を清潔に保ってもらいます。また、院内で使うすべてのお水に同じPOICウォーターを使用しているので、よりクリーンな環境で手術に臨むことができます。