ようこそ、かつらやま歯科医院へ！自分改革、医院改革にまっしぐらの葛山祐子ですヽ(´▽｀)/

お世話になっているコンサルティング会社の１５周年のお祝いパーティーに院長、受付スタッフと参加しました。院長はスピーチを頼まれていたので、ちょっと緊張しながらも、会場の笑いを取り、きちんと役目を果たしていました。院長、お疲れ様！

帰りの電車の中では、受付スタッフ伊藤とコミュニケーションを図るべく院内の色々な問題について話し合うことができました。やはり話し合う時間を持つことはとても重要ですね。今後も今まで以上に話し合うことの重要性を理解して、積極的に他のスタッフとも話し合う時間を持っていきたいです。

さて、受付の伊藤と話した内容は、主に今後の仕事についてでした。
彼女の長所は、明るく、仕事に対して積極的、コミュニケーション能力も高いことです。他人を思いやる気持ちも強く、進んで仕事をかって出てくれます。ですから、彼女にまず伝えたかったことは、今までの仕事ぶりに対する感謝、ねぎらいでした。聞きたかったことは、現在の仕事観、現在の仕事への思い、将来の展望でした。

伊藤は、入社して１０ヶ月にも関わらず、将来のかつらやま歯科医院を背負う人物としてとても期待をしています。１０ヶ月にも関わらず、受付の基礎的な仕事に関しては全く心配なく、今後このスタッフを成長させるためにはどういう仕事に挑戦させたらいいか、と今後の仕事を設定することが課題でした。彼女のようにできるスタッフの場合、今後の仕事をスタッフの意見を取り入れながらどう設定するか、それをテーマに面談に望みました。

実際の面談でまず伝えたことは彼女の長所です。自分で考えたことに加えて、他のスタッフから聞いたそのスタッフの長所を全部で30個以上伝えました。また、とても仕事ができるスタッフなので、現在の仕事ぶりへの最大限の感謝の気持ちも伝えました。このような面談を行うのは初めてではなく、何回か行っていたので信頼関係は既に構築されていました。だから初回から現在の課題、医院への提案、仕事観、今後やりたい仕事内容などについて聴いてみることにしました。伊藤の面談前後の様子ですが、最初は口数が少なく、こちらから話す方が多かったが、途中、長所を伝え終えたあとから、ホッとした表情になり、現在の課題、医院への提案、仕事観、今後やりたい仕事内容を聞いている間は、向こうから生き生きとした表情で話し始め、こちらは聴いているだけでよかったのです。聴いている間もコーチングで学んだ技術を活かし、「相手の目を見る」「うなずく、あいづちをうつ」「相手の言葉を繰り返す」「自分の判断は脇に置く」「認めてそれを伝える」などに気をつけていると、どんどん色々なことを話してくれるようになり、結果として初回面談は約3時間に及んでしまいました！伊藤の話してくれた内容をまとめてみると、

① この歯科医院で働くことで、自分の存在意義を感じる

② 毎日送信する患者へのメールの内容を「食生活と歯」に絞り送る。妊婦にはについて聞かれるとき答えられないので、まずは知りたい内容を一覧表にしてみる

③ 結婚して出産もしたいが、仕事も出来る限り続けたい。受付なら出産ギリギリまで働けるのではないかと考えている。

④ コーチングを受けている感じがする。相手に話すことで、考えていたことは整理がつき、話していて、これに関しては何も行動を起こしていなかったな、ということや、こうした方が良かったな、と思うことができた。

⑤ 来年の経営戦略研究所主催の「TC育成塾」にぜひ行きたい

このような前向きな話が聞けて本当に良かったですし、改めて伊藤のやる気の高さに感動しました。そして、彼女を今後も大切に育てていかなければいけないという、責任感も痛感しました。とても実りの多い一日でした。

スタッフ教育に生きがいを感じます　葛山　祐子