こんにちは、かつらやま歯科医院歯科衛生士の山田です。
最近は夏日が続きますが夏バテされていないでしょうか?
私ごとですが去年で30代に突入しました!!!!!!!!!!!!!人生は早いものです 笑
20代の私は、健康を大切にしようとか自分を労わろうとか言う気持ちはなかったに等しかったと思います。
食生活は今に比べかなり荒んでいました。
特に20代前半は、自分の好きなもの(お肉料理、とにかく甘いお菓子、ジュース)を好きなだけ食べていました。食べる時間もリズムが狂っていて、夜中から朝方にかけて遊ぶことも多かったので、飲み会や飲み会後の〆のラーメンとかよく食べに行ってしまっていました。今考えると寒気がするような生活を送っていたなと思います。
食生活だけで見ると生活習慣病まっしぐらですよね。
身体だけではなくお口の中にも大ダメージです。
食べるもののバランスも悪いし、食べる時間もリズムもバラバラです。
周りからも良く言われていました。
「そんな食生活していたら糖尿病になりますよ。」って。
その気遣いの言葉に私はこう返答していました。
「若いからまだ大丈夫。」
その頃の自分が今目の前にいたらお説教です 笑
そのような生活を繰り返していた20代の私に考えるきっかけをくれたのは自分の夢でした。夢の中で糖尿病にかかった夢を見たのです。夢の中の自分は後悔してもしきれない様子で、夢なのに現実みたいですごく怖い思いをしたのを今でも覚えています。
これは現実にしてはいけない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!という私のやる気スイッチが完全に入りました。
そこからはまず自分の食生活の乱れと向き合い、改善しなくてはならないところを挙げ行動に移しました。
まずはジュースを飲む回数を確実に減らす。
なぜここ着目したかというと「飲み物で糖質を摂取するのは勿体ない」と思ったからです。
また飲み物でも糖質が入っていればプラーク(歯垢)の中は酸性になり、歯を溶かしている状態になります。しかもジュースって一気に飲み干す人少ないですよね。
何度かに分けて飲みます。そうなると歯を溶かしている時間がトータルで見ると長くなるのでむし歯のリスクは格段に上がります。
全身の健康もお口の健康も維持したいため、まずはここからスタートしました。
そしてそれだけに物足りず食育を学ぶことに決めました。
そもそも食育ってなんだ??という所ですが
「食育とは、国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるように、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身につけるための学習等の取り組み」
もっと簡単にいうと「食を通して何かを育むということ」です。
食を大事にする気持ちの欠如がここ最近多いということでした。
「いただきます」「ごちそうさま」などの食に対しての感謝や食べる時の姿勢やマナー
食の場がその日あったことを家族に話す団欒の場所であると共に、人格を養う大事な場所であるということ。
食の学びは基礎から行われました。
でもその学びは切っても切れない大事な学びですし、特に子供たちには知っておいて欲しいことだらけでした。
みなさんは「いただきます」「ごちそうさま」の意味お話しすることが出来ますか?
「いただきます」には調理してくれた人への感謝の気持ちはもちろん、食物そのものやそれを育ててくれた水や土農家や畜産課、水産家さん、流通など食物に関わった全ての人への感謝も含まれています。肉も魚も野菜も果物もすべての命から私たちは自分の命をつなぎ、生かされている。という深い深い大事な意味が込められています。
「ご馳走様」の「馳走」は、客の食事を用意するためにあちこち走り回って食材を用意することから、もてなしの意味が含まれるようになりました。
このように苦労して食事を用意してくれた人に対して、感謝の意味を込め「ご」と「様」をつけて「ご馳走様」になったと言われています。
今日から気持ちを込めて「いただきます」と「ごちそうさま」という習慣を見直してみませんか??